ミャンマー、国連訪問に同意

【Prothom Alo】ミャンマーは数カ月間の抵抗を示したあと、国連安全保障理事会の訪問に同意した。だが、使節団がラカイン州に行くことが許可されるかどうかは不明だ。2日、政府関係者が述べた。

昨年8月のミャンマーの軍事作戦以降、70万人近くのロヒンギャがラカイン州を追われ、バングラデシュの難民キャンプで暮らしている。

2月に理事会が訪問を提案したが、ミャンマー政府は「適切な時期ではない」と拒否していた。だが、ここに来て許可を与えた。

理事会の代表を務めるペルーのグスタボ・メザ=クアドラ大使は、政府がラカイン州の訪問を認めるかどうかを含め、詳細な日程は確定していないという。

「私たちはラカイン州にとても興味があります。訪問し、実際に見るのが一番いいことです」

英国、クウェート、ペルーからなる理事会訪問団は、コックスバザールのロヒンギャキャンプの視察も行う。だが、訪問日程は明らかにされていない。

ラカイン州の軍事作戦は過激派の根絶を目指したとミャンマー当局は主張する。安全保障理事会はロヒンギャを安全に故郷に帰すよう要求している。

理事会は、5月12日の国と地方議会選挙前のイラク訪問も計画している。

イスラミックステートから領土を奪い返したイラクは、『国の再建と和解を確実にするための国際社会の支援』が必要だと、メザ=クアドラ大使は話した。

Bangladesh News/Prothom Alo Apr 4 2018
http://en.prothomalo.com/international/news/173593/Myanmar-agrees-to-UNSC-visit
翻訳:吉本
#バングラデシュ #ニュース #ロヒンギャ #国連安全保障理事会 #ミャンマー