87%の労働力が非正規

87%の労働力が非正規
【Prothom Alo】バングラデシュの総労働力の87%近くが、農業や中小企業、その他の非正規の職に携わっている。バングラデシュ連合ニュース報道。

10日、ダッカ市ウッタラで開かれたブラックスキル開発研究所(BRAC-ISD)の開所式で明らかになった。

主賓としてヌルル・イスラム・ナヒド教育相が参加した。

労働者の大部分はスキルを活かした部門で適切に利用されていないという。彼らの多くは必要な専門的技能と知識が欠如しているため、正規雇用部門に参入することができないでいる。

非正規教育局プロジェクトディレクターのアルファズ・ホサイン氏、国家スキル開発委員会のABM・コルシェド・アラム委員長、ユネスコダッカ事務所責任者のビートライス・カルダン氏らが参加した。

ブラックのコミュニケーション・戦略・エンパワメント担当のアシフ・サレウ上級理事は、バングラデシュのスキルに関するプレゼンテーションを行った。

国内では毎年200万人以上が労働力として参入しているが、職を求める人の数は2025年までに7600万人に増加すると推定されるという。

現在の人口のほぼ60%が30歳以下の労働力だが、これらの40%近くがスキルを持たず、失業中だ。

BRAC-ISDはITから接客、観光まで、幅広い部門をカバーする市場に沿ったスキル研修を提供する。研修生はバングラデシュ技術教育委員会に、国際的にはシティ&ギルドから認定証を授与される。

BRAC-ISD研修センターはダッカの他、ナラヨンゴンジ(Narayanganj)、パブナ(Pabna)、マニクゴンジ(Manikganj)、ロングプール(Rangpur)、マグラ(Magura)、コミラ(Cumilla)、コックスバザール(Cox's Bazar)、チャットグラン=チッタゴン(Chattogram)で運営する。

「教育は我が国の最優先事項です。そして、技術スキル関連の教育にはもっと大きな注意が必要です。それを取巻く社会的認識に変化があるため、課題が山積しているのです。多くの国民は高等教育機関で取得することが、まともな職を得るための王道だという信念を強く持っています。スキルに基づく教育の普及の障壁として、女性の関与不足や研修講師の不足などが挙げられます」

教育相は挨拶でこう述べ、研修は時代遅れのやり方ではなく、最新方法により多くの焦点を当てなければならないと強調した。

Bangladesh News/Prothom Alo Apr 10 2018
http://en.prothomalo.com/economy/news/173987/87pc-workforce-in-farming-informal-sector
翻訳:吉本
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