リソースセンター立上げ

【Prothom Alo】11日、バングラデシュ既製服(RMG)業界の貿易増加を目的に作られた労働者リソースセンター(WRC)が、ダッカ市内で立上がった。UNB報道。

国家労働者教育協同協議会(NCCWE)と全産業バングラデシュ協議会(IBC)の2つの主要労働組合が、プラットフォームを設置した。WRCはメンバーに対し、より効果的な運営とより良いサービス提供を支援するという。

この計画は『国際労働機関(ILO)社会対話』と、スウェーデンとデンマークが資金提供する『調和の取れた産業関係プロジェクト』によって支えられている。

イベントの主賓として挨拶したハサヌル・ハック・イヌ情報相は、WRCの立上げを歓迎した。

協議や能力育成、情報共有の文化を育成することで、WRCはより効果的な組合運動につながるはずである。また、 RMG業界で良好なガバナンスを確保するには、対話と協力が不可欠だ。このプロセスがRMG業界を超え、他の業界の労働者に利益をもたらすことを願っていると、情報相は話した。

WRCは労働者の安全衛生と共に、弁護や意識向上、労働者の権利に関する研修、紛争解決、苦情処理、交渉、団体交渉など、様々なサービスを提供する。

コールセンターは苦情や助言を求める組合員の役に立つだろう。

ジャティア・スラミック連盟会長でWRC議長のサッカール・マームド氏は、センターがより強固な組合活動の構築にどのように役立つかを力説した。WRCは衣料品業界で働く労働者の能力を構築するとともに、細分化することに役立つだろう。究極的には労働者、雇用者双方に利益をもたらすだろう。

バングラデシュ経営者連盟(BEF)のカムラン・T・ラハマン会長は、WRCが労使関係促進に果たす役割について指摘した。

バングラデシュ労働者連盟のデルワール・ホサイン・カーン事務局長やWRCのZMカムルル・アナム副議長もイベントに参加した。

WRC事務所はダッカ近郊のRMG中心地トンギ(Tongi)に開設された。

建物は現在改装中で、完成すれば労働者や労働組合の研修、会議が開かれる。

WRCの立上げ式はアジア太平洋総合地方開発センター(CIRDAP)で行われた。

Bangladesh News/Prothom Alo Apr 11 2018
http://en.prothomalo.com/economy/news/174034/Resource-Centre-launched-to-enhance-capacity-of
翻訳:吉本
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