金融セクターの開放には相互主義が必要だろう:中国

金融セクターの開放には相互主義が必要だろう:中国
[The Daily Star]外交銀行と金融機関への金融セクターの開放は、相互主義の原則に基づいており、他の国による保護主義に報いることはない、との公式発表があった。

中国は金融開放のプロセスを加速したいと考えているが、自国の金融部門を競争にさらすことを恐れている国は利益を得られないだろうと中国銀行金融監督管理委員会(CBIRC)の陳ウェンホイ副議長はフォーラムに語った。

陳氏は、名前を付けずに、一部の国が中国の金融機関の海外展開を制限している、と述べた。

「わが国の開放は、平等と相互利益の原則に基づくものでなければならない。相互利益と相互主義を強調しなければならない」と述べた。

「保護主義を開き、実行することを恐れている国や地域にとって、短期的な利益のみを見る限り、長期的な競争力は確実に損なわれる」と付け加えた。

先月、イ・ガング(イ・ガング)中央銀行総裁は、中国は国内外の企業が対等な立場で競争できるようにし、中国の外国銀行の事業範囲を拡大すると発表した。

中国は米国の市場へのアクセスに対する圧力を強められており、今年末までに外国人投資家が信託、金融リース、自動車、消費者金融に入ることを約束している。

陳総裁は、外国銀行の市場シェアは、2017年末までに中国の銀行資産総額のわずか1.32%を占めており、前回の2.5%から低下した。

「市場シェアは最近低下しているが、これは良いことではない」と彼は語った。

外資系金融機関を開放することは、国内資源配分を改善し、経済を支えることになると陳氏は述べるとともに、一部の外資系金融機関は既に中国で事業を設立する意向を表明していた。

また、他の国々に金融機関を中国企業に開放するよう促すだろう、と彼は語った。

「中国の金融業界開放を促進し、国内金融市場の公正さと透明性をさらに向上させることは、中国の金融機関の海外進出にとってより好ましい政策環境を作り出すのに役立つだろう」と述べた。


Bangladesh News/The Daily Star 20180520
http://www.thedailystar.net/business/opening-financial-sector-will-need-reciprocity-china-1578868