シカゴの穀物、油糧種子価格の上昇をマーク

[Financial Express]【シドニー21日ロイター】シカゴの穀物と油糧種子価格は、ワシントンと北京が関税脅威を撤廃することで合意し、中国への米国出荷の懸念が緩和された後、月曜日より高水準となった。

ディーラーらによると、米国の通貨が5カ月ぶりの高水準に上昇したことで、堅調なドル建てで利益が改善したという。

スティーブン・ミンチン米財務長官は、世界貿易機関(WTO)加盟国の関税撤廃に合意したことを受けて、

INGは、「このような停戦は、米国の穀物輸出の短期的な懸念を緩和する可能性が高い」と語った。INGは、このニュースが月曜日の大豆価格の上昇に寄与したと付け加えた。

最も活発なシカゴ貿易協定大豆契約はブリュッセル10.15ドルでGMT0951で1.7%上昇した。

4月には、中国産の品種に関税を課すワシントンの計画に対する対応の一環として、中国は米国大豆に25%の関税を提案した。

しかし、米国の大豆価格の上昇は限られている。

「米中の貿易戦争の緊張緩和は農業市場を支えている」とナショナル・オーストラリア銀行のアグリビジネス・エコノミスト、ピー・ジーベル氏は語った。しかし、ブラジルの大豆は競争が激化しており、売却する記録的な収穫高を持っているため、米国の豆の恩恵は限られている」

金曜日に発表された米国政府のデータによると、米国大豆輸出約100万トンの注文は先週取り消された。ブラジルからの安い品物がバイヤーにとって魅力的ではなかったからだ。

CBOTのトウモロコシは0.8%上昇してブッシェルで4.05-3 / 4ドル、CBOTコムは0.5%上昇してブリュッセルで5.21-1 / 4ドルとなった。このセッションの早い段階で、両市場は5月4日以来の最高水準まで上昇した。


Bangladesh News/Financial Express 20180522
http://today.thefinancialexpress.com.bd/trade-commodities/chicago-grain-oilseed-prices-mark-rise-1526926462/?date=22-05-2018