日本へ介護士を派遣

【Financial Express】バングラデシュは新たな海外送金を獲得するため、今年初めて日本へ介護士を派遣する。

18歳から23歳までの7名の女性が、ダッカのバングラデシュードイツ技術研修センター(BGTTC)で最終的な研修を受けている。

BGTTCのリナ・アクター・ジャハン所長は、世界中で専門職としての介護士の人気が高まっていると話す。

介護や専門技術に関する学位取得が必要ないため、多くの女性がこの職業に興味を持っているという。

今回、人材雇用訓練局(BMET)の介護士募集広告を見て、全国から25名の女性がオンラインで応募してきた。

25名中9名が書面および口頭試験で選ばれた。そのうちボリシャル、スナムゴンジ、クルナ、バンドルボン県出身の7名が、今年日本へ派遣される。

バングラデシュと日本の国際人材育成機構(アイム・ジャパン)との間で取り交わされた覚書(MoU)によると、日本で働くことを目的に研修が行われていると、リナ所長。

介護士になるために必要な教育資格は高等学校卒業証明書(HSC)で、その他、日本語や日本文化を理解すると共に一般的な医療知識が必要だ。その上で、日本語が書けて話せる者が介護士として選ばれる。

女性たちはそれぞれの職場に配置される前に日本で一カ月の研修を受ける。彼女たちは月に8-10万タカ(10.6ー13.2万円)送金することができるため、バングラデシュ経済の発展に重要な役割を果たすだろうと、リナ所長は補足した。

BGTTCのソヘル・プリンス教官は、介護士として日本へ行く女性は日本語や日本文化を早く学習するという。彼らのほとんどは(普通コースよりレベルの高い)優秀コースの学生か、その卒業生だ。

学位取得者のサビア・アンワール・ソニアさんは県の技術研修センターで日本語を取得したあと、介護士として日本へ派遣される。彼女はこれは良い計画で、就職したい多くの女性がここに応募するだろうと話した。

日本は世界一の長寿国で、平均寿命は87歳だ。その結果、高齢者の数は年々増加し、介護士の需要は高い。

そのため、フィリピンやタイ、インドネシア、ベトナムをはじめとする様々な国が日本へ介護士を派遣している。バングラデシュも今年から介護士を派遣することになった。

Bangladesh News/Financial Express Aug 13 2018
https://thefinancialexpress.com.bd/economy/bangladesh-sending-caregivers-to-japan-1533727833
翻訳:吉本
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