2021年、輸出600億ドル超え

2021年、輸出600億ドル超え
【The Daily Star】トファイル・アーメド商業は28日、多様で高品質な輸出商品の存在により、バングラデシュの輸出額は2021年までに600億ドル(6兆6592億円)を超える見通しだと述べた。

1972年に独立した当初はわずか25種類、78.7億タカ(104億円)の出荷に過ぎなかった。

昨会計年度、バングラデシュは世界199カ国に700種類、415億ドル(4兆6060億円)の商品を輸出した。そのうち商品輸出は370億ドル(4兆1065億円)で、残りはサービス部門だ。

世界第2位の衣料品輸出国であるバングラデシュの製造業は、昨年、306.6億ドル(3兆4029億円)相当の衣料品を輸出した。

商業相はバングラデシュ商工会議所連盟(FBCCI)がダッカ事務所で開催したイベント『バングラデシュの政治経済(1952?2041年)と国民哀悼の日の関連性』の中で講演した。

FBCCIのシャヒウル・イスラム・モヒウディン会長が議長、シェイク・ファズル・ファヒム副会長が司会を務めた。ビジネスマンや研究者、経済学者、議員が出席した。

商業相は国内企業が国内需要の98%を満たし、100カ国に輸出している新興の医薬品の品質についても高く評価した。

そして、SDG's(持続可能な発展目標)が適切に実施されれば、2030年までにバングラデシュの極度貧困率は3%以下になるとの期待を示した。

政府はパドマ橋やペイラ海港、発電所建設のような大規模プロジェクトを実施しているため、景気は好調に推移するだろう。1971年当時、多くの著名な経済学者はバングラデシュは世界の最貧国のモデルになると言ったが、今や高い経済発展を達成した国だと評価するようになったと商業相は述べた。


バングラデシュ銀行(BB)前総裁のアティウル・ラハマン氏は、1972年、わずか80億ドル(8879億円)だった国内総生産(GDP)は2800億ドル(31兆764億円)になったと述べた。

また、生活改善により、わずか47歳だった平均寿命は72.5歳になった。

中央銀行(BB)は現在、320億ドル(3兆5516億円)の外貨準備高を有している。

5000メガワットの電力を生産するには100年以上かかったが、現在、1日およそ1万5000メガワットの電力生産量を誇る。

だが、新たに160万人の雇用を創出する必要がある。

「国内には90万のモバイルバンキング代理店があるが、すべての代理店が3人ずつ雇用すれば270万人の雇用を作ることができます」

前総裁は、環境に優しい工場を作るためにBBが用意した2億ドル(222億円)のグリーン融資の利用を、工場経営者に提案した。

ドライカリ(Dholaikhal)、ジンジーラ(Jinzeera)、ボグラ(Bogra)、ジョソール(Jessore)にある軽工業工場では、飛行機のスペア部品を製造できるようになったと、前総裁は述べた。


大学助成金委員会のアブドル・マンナン委員長は、バングラデシュの対外債務は285億ドル(3兆1631億円)だが、パキスタンは920億ドル(10兆2108億円)だと述べた。


より高い経済成長のため、バングラデシュはさまざまな分野でイノベーションを必要としていると、民法テレビチャンネル『エカッタTV』のモザムメル・ハク・バブ社長は述べた。


元外務次官のMd・アブドゥル・ハンナン氏やカジ・アクラム・ウディン・アーメド氏、バングラデシュ商工会議所連盟のミル・ナジール・ホサイン前会長らも講演した。

Bangladesh News/The Daily Star Aug 29 2018
https://www.thedailystar.net/news/business/export-cross-60b-2021-tofail-1626016
翻訳:吉本
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