出稼ぎコスト世界一

出稼ぎコスト世界一
【Financial Express】国際移住機関(IOM)の最新予備調査によると、バングラデシュは出稼ぎコストが世界で最も高い国だ。

男性出稼ぎ労働者は70万タカ(92.5万円)、女性出稼ぎ労働者は9万5000タカ(12.5万円)の費用がかかる。

これとは対照的に、月給は2万5千から10万タカ(3.3万から13.2万円)で、最終的に不足分をどこかで得る必要がある。

IOMが実施したバングラデシュのリクルート活動に関する最新調査で結果が判明した。

ECが資金提供するプロジェクト『プロッタシャーバングラデシュ 持続可能な統合と進む移住ガバナンス』の中で調査は行われた。

調査は出稼ぎ労働者の多くが募集機関に直接連絡を取るより、免許や資格を持っていないにも関わらず、仲介者に依存している実態を浮かび上がらせた。

仲介者らは募集機関と結びついているうえ、以前出稼ぎ労働者であったため、システムに精通しているという。

適切な知識の欠如や仲介者の影響、渡航先でスキルのいる仕事に従事できないことから、低賃金と貧しい職場環境を受け入れることになる。

「出稼ぎにかかる膨大な費用は、出稼ぎ労働者をより貧しくするだけです」
IOMバングラデシュのシャロン・ディマンシェ副所長は話した。

シャロン氏はまた、IOMが開発した国際リクルート統合システム(IRIS)は、誠実な労働者募集を特定し、支援することで、世界のリクルート業界に変革をもたらす効果的なツールだと強調した。

「政府には利害関係者もいますが、仲介者がシステム内で統合される前にどのような役割を果たしているのかを評価すべきです」
海外居住者福利厚生・海外雇用省のアーメド・ムニルス・セルヒーン局長補佐は話した。

Bangladesh News/Financial Express Oct 11 2018
https://thefinancialexpress.com.bd/trade/bds-migration-cost-among-the-highest-in-world-iom-1539229013
翻訳:吉本
#バングラデシュ #ニュース #出稼ぎ労働者 #IOM