30%の女性候補者を

【The Daily Star】(12月30日に行われる)第11回国政選挙では、草の根レベルの誠実さや知的能力、貢献に基づき、少なくとも30%の女性候補者を立てる。各党の女性政治家らが要求した。

13日、デモクラシー・インターナショナルがダッカ市内のホテルで開催した『国政選挙で女性のリーダシップを前進させる』会議で、アワミ連盟やBNP(バングラデシュ民族主義党)、国民(Jatiya)党の女性政治家150人がこの要求を掲げた。

1973年に初めて開催された国政選挙では、女性は一般議席に座ることはできなかった。2014年の前回選挙では女性の参加率は5.3%とわずかに増加した。民主主義を強化するNGOデモクラシー・インターナショナルが記者発表した。

いくつかの重要な政治的立場を保持することは一般女性のエンパワーメントの反映ではない。ジェンダー平等を達成し、バングラデシュを前進させるには、政治的ヒエラルキーを越えた女性の存在がはるかに重要になる。女性政治家らは意見を述べた。

与党アワミ連盟や野党同盟は女性の政治参加促進するため、50議席の割り当てを主張したが、直接選挙で競う時がやってきた。

党の支援不足や限られた社会的・財政的支援、政治的ネットワークの限定的なアクセス、女性のリーダシップを進めるための教育や研修の欠如など、女性には多くの課題が立ちはだかる。

デモクラシー・インターナショナルは女性候補者を支援するため、候補者フォームの実施や選挙キャンペーン、選挙費用の返還書類の提出などのやり方についての研修、政党資金の設置などを促進している。

多くの女性政治家はこの数十年、草の根レベルで懸命に活動してきたが、認められることはなかった。国民党最高会議メンバーのマスダ・M・ラシッド・チョードリー教授は述べた。

党指導者らは、女性候補者を立てた場合、競合する男性候補者が議席を獲得するのではないかと恐れている。

「この恐れは全ての党に及んでいます」
クハルト・ダラのシャヒヌール・ナルギス党中央リーダーは述べた。

人口の半数を占める(女性の)意見を確実に表明するため、女性候補者は50%にするべきだと、マヒラ・アワミ連盟のマームダ・ベガム事務局長は述べた。

デモクラシー・インターナショナルは女性の政治参加を増やすため、法的候補者割当てと自発的候補者割当てを提案した。

法的候補者割当てを通じて、確実に政党の女性候補者割合は跳ね上がる。また、国は政党にルールを守らせるため、制裁措置が行使できる。

一方で自発的な政党候補者割当ては政党ごとが目標を定める。

それは法律で義務付けられているのではなく、政党の自主性に委ねられるので、「彼らはしばしば法的候補者と同様に尊重するだろう」と、デモクラシー・インターナショナルは声明で述べた。

Bangladesh News/The Daily Star Nov 14 2018
https://www.thedailystar.net/city/news/women-should-get-30pc-nomination-natl-polls-1660159
翻訳:吉本
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