独立系候補者、過去最低

独立系候補者、過去最低
【The Daily Star】今年の国会議員選挙の独立系候補者の数は、1991年以来、過去最低となった。

12月30日に行われる国政選挙ではわずか96人に過ぎない。

前回の2014年選挙では104人の独立系候補がいた。

2008年国政選挙では151人、2001年国政選挙では486人の独立系候補者がいた。1996年は284人、1991年は214人だった。

選挙管理委員会(EC)関係者によると、独立系候補者の数が減少した理由の1つは、国民の要求を代弁する独立系候補の数が減ってきたからだという。

また、2008年の候補者申請の際、新たな条項により、選挙区有権者の1%の署名を提出することを求めたからだという。
ラフィクル・イスラムEC委員長は、登録された39の政党全部が選挙に参加したため、独立系候補者の数は減少したのだと、デイリースター紙に話した。

多くの政党は第一次選考の際、様々な選挙区から多様な候補者を募集した。これも選挙で独立系候補者が少なくなった理由かも知れない。

政党が最終候補者を選んだとき、残りの候補者予備軍は法律に基づいて自動的に活動を止めざるを得なかったと、委員長は話した。

アワミ連盟(AL)やBNP(バングラデシュ民族主義党)などの政党は、選挙戦の中で反抗的な候補者をふるい分けるため、複数の指名を行い、候補者を騙した。

ECによると、BNPは295選挙区で696人を指名し、ALは264選挙区で281人を指名した。

さらに、486人の独立系候補に推薦状を出した。

候補者撤退の最終日の12月9日、BNPは最終的に240人、ALは258人の候補者に絞りこんだ。それ以外は同盟に組み込んだ。

前EC委員長で退役海軍将のM・シャクワハット・ホサイン氏によると、政党は今年多くの独立系候補者に対し、立候補を取り消すよう警告を出したという。

非党派独立系候補者への関心の欠如、全体の支出、圧力など、独立系候補が減った理由は複数あると、ホサイン氏は話した。

Bangladesh News/The Daily Star Dec 12 2018
https://www.thedailystar.net/bangladesh-national-election-2018/news/independent-aspirants-dec-30-polls-see-lowest-number-1672366
翻訳:吉本
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