国連コンテストで最優秀賞

国連コンテストで最優秀賞
【The Daily Star】バングラデシュの12歳の芸術家サイード・ムハンマド・ザリーフ・サレーさんが、国際絵画コンテストの『子どもたちの人権』部門で最優秀賞を受賞した。

国連とギャバロン財団が今年初めてこのコンテストを開催した。

ジュネーブの国連情報サービス報道・対外関係局のルヒール・リブランク局長が12月10日、オーストラリア、バングラデシュ、ボリビア、カナダ、イラン、ポルトガル、タイ、米国の9人の若手トップ芸術家を発表した。

受賞者は3つの別々のテーマに基づき、3カテゴリーで発表された。

サレーさんは『人権をいかに防衛し、促進するか』というテーマで、部門の最優秀賞に輝いた。他2人の受賞者は『人権を強く守らねばと感じる私』というテーマのオーストラリアシドニーのマディー・クラウゾーさん(14歳)、『人権を守る人は素敵』というテーマの米国ジョージアのアデボラ・アデウェールさん(14歳)。

リブランク氏はサレーさんに電子メールで、「コンテストには世界中の子どもたちから1万7千以上の応募がありました。あなたの作品をとても誇りに思います」と書いた。

サレーさんは技師の母親と、警察副署長の父親の間で育った。現在、ダッカのスカラスティカ学校の6年生だ。

受賞者の作品は、ギャバロン基金が設立した世界で初めて子ども芸術に特化した美術館のコレクションの一部になる。スペインのバリャドリッドに拠点を置くクイーンソフィア子ども芸術美術館には、世界各地の子どもが創った5万点の絵画が収蔵されている。2019年、中国上海でこの美術館の支店が開設される予定。

Bangladesh News/The Daily Star Dec 13 2018
https://www.thedailystar.net/city/news/bangladeshi-boy-wins-top-prize-un-art-contest-1672933
翻訳:吉本
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