経済自由度指数わずかに上昇

経済自由度指数わずかに上昇
【Prothom Alo】米国ヘリテージ財団によると、2019年経済自由度指数でバングラデシュは、180カ国中121位にランクされた。

昨年は128位だった。今年は昨年の55.1ポイントに対して55.6ポイントと、わずかに良くなった。

バングラデシュは財産権、政府の誠実さ、労働力、金銭的自由などの複数の要因によって、良くなったと財団の報告書は述べる。

だが、依然として、不十分なインフラ、地方特有の汚職、不十分な電力供給、経済改革の実施の遅れがあると指摘する。

バングラデシュの総合得点は地域や世界平均を下回っている。アジア太平洋地域では43カ国中27位だ。

世界の上位6カ国は香港、シンガポール、ニュージーランド、スイス、オーストラリア、アイルランドとなった。

報告書は、個人消費や固定投資、衣料品輸出の急増により、ここ20年間で年約6%の堅調な成長を示したと述べる。一方で政治的不安定さも指摘した。

また、脆弱な法の支配が経済発展を弱体化させ、汚職や力のない財産権の執行が労働者や小規模事業者を非公式経済へと追いやっていると述べた。

起業家活動も不確実な規制環境によって妨げられていると指摘する。

「財産法は時代遅れで、土地紛争はたくさんある。司法は遅く、独立性を欠く。契約執行や紛争解決手続は非効率的である。地方にまん延する汚職や犯罪、法の支配の弱さ、限られた行政の透明性、政治的偏りが、政府の説明責任を損なっている」

ビジネス規制の合理化や起業家活動がいくらか進展しているにもかかわらず、不確実な規制環境や民間部門発展のための効果的で長期的な制度支援がないことで支障をきたしていると、報告書は指摘した。

Bangladesh News/Prothom Alo Jan 28 2019
https://en.prothomalo.com/economy/news/190372/Economic-freedom-index-improves-despite-weak
翻訳:吉本
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