DITFで20億タカ受注

DITFで20億タカ受注
【The Daily Star】9日終了した第24回ダッカ国際見本市(DITF)の会期中、前年比25%増の輸出注文があった。

1カ月にわたる会期中、企業はおよそ20億タカ(26.4億円)のスポット注文を受けた。前年は16億タカ(21.1億円)だった。

ダッカのシエル-eバングラ・ナゴールで開催された国内最大見本市の閉会式で、ティプ・ムンシ商業相が明らかにした。

国家歳入庁(NBR)は2月7日まで、6千万タカ(7900万円)の目標に対し、5300万タカ(7004万円)の付加価値税を集めた。昨年は全体で5210万タカ(6885万円)だったと、NBRの当者は話した。

輸出促進局(EPB)と商業省が共同開催した見本市は、例年、新年初日に始まる。だが、今年は第11回国民議会選挙とビジネス界からの要望で1月9日からとなった。
国の経済を発展させるには輸出を増やすこと以外にない。バングラデシュの輸出収入は未だに衣料品分野に大きく依存しているが、他にも見込みのある分野がいくつもあると商業相。

「皮革製品や革靴、医薬品、家具、ICT、農産物、造船などの分野に重点を置く必要があります」

高品質のため、消費者は国内製造されたものを購入することを好む。

世界クラスの国内商品は輸入依存を減らし、経済強化のために大きな役割を果たした。

中国政府の協力を得て、DITFの常設展示場が1年以内にダッカ市パーバチャル地区に建設されると、商業相は話を締めくくった。

商業省議会常任委員会のトファイル・アーメド委員長(前商業相)は閉会式の中で、今会計年度の輸出は390億ドル(4兆3285億円)を超えると発表した。前会計年度は360億ドル(3兆9955億円)だったという。

アーメド氏は、バングラデシュが独立50周年の歓喜を祝う2021年、輸出量は600億ドル(6兆6592億円)に達するだろうと話した。

主にブランドイメージを作ることを目的に、国内製造業者がフェアに参加し、自社製品を展示したと言うのは、SM・レズワン・ホサイン商業次官代理。

フェアは製品展示だけでなく、国内外のブランド間の関係を築くためのプラットフォームでもあったと話した。

EPBのビジョイ・ボッタチョルジー副局長は、今年初めて来場者に電子発券システム(eチケット)を導入したと話した。eチケットは鉄道の乗客も使うことができるという。

今年、およそ500万人が見本市を訪れた。

フェアにはミニパビリオン、プレミアムパビリオンなど、合計605の屋台が作られた。 EPBによると、世界22カ国、52社の外国企業が参加したという。

EPBは博覧会の業績に対し、13カテゴリーの42事業組織にトロフィーを授与した。また最高額のVATを支払った33の組織、個人、3つの国内ブランドに盾を手渡した。

ハチル・コンプレックス、ウォルトン・ハイテク産業社、エスクワイア・エレクトロニクス社が受賞した3つの国内ブランドだ。

Bangladesh News/The Daily Star Feb 10 2019
https://www.thedailystar.net/business/news/ditf-bags-tk-200cr-spot-orders-1700011
翻訳:吉本
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