大企業が修理工場に進出

大企業が修理工場に進出
【The Daily Star】ここ数年、自動車が急増したことで、大企業グループが修理工場事業に参入している。

大企業の参入で古くからある修理工場は徐々に廃業し、洗練された自動修理センターへと置き換えられている。

市場関係者によると、1500ccの車を5年所有するオーナーは、年平均1万8千タカ(2万3786円)の修理費用がかかるという。大型車の場合、修理コストはそれより20-30%高くなる。

バングラデシュ自動車工場組合のザヒルル・ホック事務局長は、自動車修理業界に信頼できるデータないとしながら、過去5、6年で市場規模は毎年15%程度成長している感覚だと話す。

2018年、自動車オーナーは修理で120億タカ(159億円)費やしたという。

この分野の成長を見据え、ジャパン・ソーラー・テック(バングラデシュ)ディレクターでオート・トレード・インターナショナル(ATI)経営者のサイード・サミウル・ハク氏のような投資家たちは、ダッカのテジガオン(Tejgaon)工業地帯の2万5千平方フィートの土地に、2億タカ(2.6億円)かけて洗練された自動車修理センターを建設した。

ハク氏は、ハイブリッド車や高級車を修理できる熟練労働者やエンジニアが不足しているため、修理センターを造ったという。

設置するに当たり、日本とイタリアで自動車整備に関する高度な訓練を受けた合計120人の技術者を採用した。

ATIは手ごろな価格で最高品質の部品を使い、問題を診断して2時間以内に車両を修理する能力があるという。

同様にナバナ(Navana)はテジガオンとグルシャン(Gulshan)を結ぶ道路に、トヨタ自動車と協力してサービスセンターを建設した。

ナバナで上級管理職を務めるシャフカット・アーメド氏によると、最新技術を持つ質の高い車を修理できる工場はほとんどないという。
「技術的に進んだ自動車修理工場に明るい未来があります」

ラヒマフルーズ(Rahimafrooz)もまた、テジガオン接続道路の7千平方フィートの土地に、最新サービスセンターを建設した。

修理工場では高度な自動車技術を念頭に置き、高い技術を持つエンジニアが最新サービスを提供するため、ハイテク機器を用意していると、ラヒマフルーズのグループディレクター、ニアズ・ラヒムは話した。

現在、バングデシュに輸入される中古車の25%はハイブリッドカーだと言うのは、バングラデシュ中古車輸入業者協会(Barvida)前会長のマンナン・チョードリー・コシュル氏。2023年までにその割合は75%になるという。
「今後のことを考え、高度な技術を持つ自動車修理工場が必要です」

アキジ(Akij)グループもまた、テジガオンに最新の技術設備を備えたサービスセンターを建設した。

バングラデシュ道路交通局(BRTA)の最新データは、2019年3月までに、国内で合計67万4883台の自動車が登録されたことを明らかにした。

Bangladesh News/The Daily Star May 16 2019
https://www.thedailystar.net/business/news/automobile-repair-draws-big-business-groups-interest-1744339
翻訳:吉本
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