三菱自動車1億ドル投資

三菱自動車1億ドル投資
【The Daily Star】日本の自動車大手三菱自動車は、ブランド車生産のため、バングラデシュに1億ドル(111億円)を投資することを決めた。

16日、三菱自動車の小橋隆次郎副社長が、ティプ・ムンシ商業相との会談後、明らかにした。

商業省は声明の中で、同社は当初、車の組立て工場建設のため、チャトグラム(Chattogram)のミルサライ経済特区に投資すると述べた。

同社は組立工場を徐々に自動車製造工場へと更新していく。小橋氏は工場設立のため、政府の政策支援を求めた。

「三菱自動車はバングラデシュのモータリゼーションと工業化を支援したいと考えています。今回の訪問目的は、バングラデシュ政府とこの問題について話し合うためです」と小橋氏。

小橋氏はバングラデシュ投資開発庁(BIDA)のカジ・M・アミヌル・イスラム長官との会談後、記者団の質問に答えた。

会談には代表団として、生産エンジニアリング部門のサバナイ・ジュンイチ部長が同席した。バングラデシュでは着実な経済成長と政治的安定で自動車の利用が急速に伸びている。

スバルバングラデシュの最新市場分析によると、毎日(新たに)70台の車が路上を走り、その数は2021年までに2倍になるという。

「バングラデシュの自動車市場規模は、急速な経済成長と国民の高収入化に追いつこうとしています。三菱はバングラデシュに投資する外国人投資家の信頼を築くため、自動車市場のシェアを拡大したいと思っています」
イスラム氏は三菱の関心について話した。

「全般的な安定性や高い収益性に加え、柔軟な労働市場を持つバングラデシュは、最高のインセンティブを提供しています」

毎年230万人の若者が雇用市場に参入するが、政府は彼らを価値の高い技術ベースの製造業に就労させることを望んでいると、イスラム氏は補足した。

15日、三菱自動車代表団はBIDAと共にミルサライ経済特区を訪問し、三菱のパジェロスポーツが組み立てられるシタクンダのプラガティ―工業区に立ち寄った。

また、バングラデシュ自動車産業発展へ向けた投資方法を議論するため、国家歳入庁のMd・モシャラフ・ホサイン長官やバングラデシュ経済特区庁のパバン・チョードリー長官とも会談した。

Bangladesh News/The Daily Star May 17 2019
https://www.thedailystar.net/business/news/mitsubishi-invest-100m-assemble-cars-bangladesh-1744684
翻訳:吉本
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