ラマダンで食品企業はニヤリ

ラマダンで食品企業はニヤリ
【The Daily Star】バングラデシュの総人口の90%を占めるイスラム教徒の断食月ラマダンでは、多くの商品需要が急増する。

加工食品やナス、青唐辛子、キュウリなどの野菜、果物、それ以外にグラムや食用油、砂糖、ナツメヤシ、タマネギの消費量が増える。

ラマダンはまた、ミネラルウォーターやジュース、フルーツなど、飲み物の需要を押し上げる。

ラマダン中、ミルクや乳製品需要は50%も急上昇すると、大手食品加工企業のプラン(PRAN)-RFLグループのカムルッザマン・カマル販売部長は述べる。

また、パフドライスや春雨、麺類などの需要も増加する。

カマル氏によると、ラマダンはパフドライスの年間需要の80%を占めるという。

スパイスや肉の需要も増加する。

一方、小麦粉や米、ビスケット、菓子類、ジャムの需要は減少する。

主要な食料品取扱い企業はメグナ産業グループ、シティグループ、TKグループ。その他、グラムを輸入するチャットグラム(Chattogram)のBSMグループのように特定商品を独占する企業もある。

シティグループは砂糖の主要企業だが、アブドゥル・モネムグループやS・アラムグループ、デシュバンドゥグループなど、他に大きな市場シェアを持つ企業がある。


ACIグループは塩市場のほぼ4分の1のシェアを持っている。

各社はラマダンが始まる数カ月前に商品の輸入を準備し、自らのサプライチェーンを通じて全国に商品を発送する手筈を整える。

Bangladesh News/The Daily Star 20 2019
https://www.thedailystar.net/business/news/commodity-traders-grin-ramadan-1746130
翻訳:吉本
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