笑顔をもたらすバナナ栽培

笑顔をもたらすバナナ栽培
【Prothom Alo】近年、バングラデシュではより高い利益が上がるとして、バナナ栽培を行う農家が増えている。

国連食糧農業機関(FAO)は、主要穀物に次ぐ重要作物として、バナナを第4位にランク付けした。

国内では年間100万トン弱のバナナを生産しているが、昨年は80万7千トンだった。

今年豊作だったノライル(Narail)県のバナナ農家は、ラマダン期間中、通常価格の3-4倍の高値を得たという。

県内のバナナ農家は今年の生産量や価格に満足している。彼らは県内需要に応えた後、ダッカに送るが、輸送上の問題には不満を募らせている。

バナナ農家はバングラデシュ連合ニュースに対し、国内各地へ輸送する際に発生する廃棄物の処理に多大なコストがかかると訴えた。

ノライル県農業振興局のチンモイ・ロイ農業官は、この辺りの土壌はバナナ栽培に適していると話す。その上でジャイアントガバナー、ソゴール、カタリ、ソブリ、チャパソブリの5品種が、『多収』だとした。

容易な製品化、より安い人件費、それゆえの高利益のため、農家は稲やジュートやサトウキビ以上にバナナを選んでいるという。チンモイ・ロイ氏は生産拡大のため、農家向けの研修を始めたと話した。

一方、他の作物栽培に適さない土壌を持つチャール(川中陸地)地区でもバナナ栽培が増えているという。

「私は12年以上バナナを栽培してきました。投資の必要性が低く、手間がかからず、利益が上がるため、バナナを経営の柱として選んだのです」
ノライルショドル(Narail sadar)郡コッラユニオンのバナナ農家イムラン・ホサインさんは話す。

ホサインさんの成功を目の当たりにした近所の農家も、バナナに作目変換したという。

Bangladesh News/Prothom Alo May 27 2019
https://en.prothomalo.com/economy/news/196287/Narail-farmers-going-for-bananas-over-lucrative
翻訳:吉本
#バングラデシュ #ニュース #バナナ #ノライル