広がるセーフティネット

広がるセーフティネット
【The Daily Star】近年の経済成長の恩恵をより多くの恵まれない人と共有するため、政府は次年度予算で社会的セイフティネットプログラムの対象となる国民を増やすことを計画している。 

2019ー20年度予算(2019年7月ー2020年6月)では、政府が中核とする社会的セーフティネットプログラムに140万人を追加し、合計で1140万人にする予定だ。

昨年から政府は、1人当たりの金額を増やすのではなく、受取人数を増やすことに重点を置き始めた。その結果、今年度の受益者数は70万人増加した。

現在、経済に支障のある障がい者数は154.5万人に上る。そのうち100万人は月700タカ(925円)受け取っているが、次会計年度は経済に支障のある障がい者全てがセイフティネットの対象者となる。

毎月の受取額は1人当たり50から750タカ(66から991円)増額される。

次年度予算では老齢の受給者数も既存の400万人から440万人へと増える。一方、毎月支給額は1人当たり500タカ(661円)のままで同じだ。

140万人の未亡人や貧困女性たちも現在、月に500タカを受け取っている。バングラデシュ統計局によると、そのような女性が女性全体の10%を占めているとして、政府は受給者数を170万人に増やすことを計画する。

貧困者出産手当制度に基づく受益者数は70万人から77万人に増加するが、支給額は同じだ。

また、政府は初等、中等、カレッジレベルの支給額を増やす計画を立てている。

初等レベルは既存の700タカを750タカに、中等レベルは750タカを800タカ(1057円)に、カレッジレベルでは900タカ(1189円)を950タカ(1255円)に引き上げる。

自由の戦士への月額支給は、1万タカ(1万3214円)から1万2千タカ(1万5857円)へ引き上げる。

Bangladesh News/The Daily Star Jun 10 2019
https://www.thedailystar.net/business/news/safety-net-spread-out-1754848
翻訳:吉本
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