生産性を高めるロボット

生産性を高めるロボット
【The Daily Star】生産性と競争力を向上させるため、ロボットを採用する国内企業が増加している。これは労働力が多い国で、労働者を退ける態勢が整うことも意味する。

輸入業者や工場関係者によると、産業用ロボットは主にプラスチックやアパレル、自動車工場、印刷会社の製品製造に使われている。

「ロボットは時間を節約し、効率を高めます」
RFLグループのRN・ポール事業部長は話す。

国内有数プラスチック製品メーカーRFLは、椅子やテーブル、バケツ、その他のさまざまな家庭用品を作るため、50台のロボットを所有している。

注入成形機からポリフォイルのラミネートまで、ロボットは製品製造のすべての仕事を行うことができる。

自動機械で椅子を作るのに1分、機械から手動で製品を取り出すのにさらに30秒かかる。だが、ロボットは10秒以内に製品を取りだすことができるので、椅子1つに付き20秒の節約になる、とポール氏。

その結果、機械の使用頻度は増加する。

「それにより、設備投資を節約できます。(ロボットと)同じ生産量を確保するには、より多くの機械と金型を購入しなければなりませんが、節約することができます。同時に人件費を減らすことができました」

2018-19会計年度の産業用ロボットの輸入数は、前年の73台から97台に増加した。税関データによると、その前年までに152台のロボットが輸入された。

2015-16年度には32台の産業用ロボットが輸入された。

バングラデシュが素晴らしい経済成長を記録したものの、雇用成長率が鈍化した時期と重なるように、ロボットの使用は増えてきた。

バングラデシュ統計局の労働力調査によると、2002-03会計年度から2010年まで、毎年14万人の雇用が創出されていた。だが、2010年から2016ー17会計年度の間、雇用は年間9万5千人に減少した。
ポール氏によると、RFLはロボット価格が100万タカ(132万円)に下がったことで、2年前から使い始めたという。

「人件費と比較するとコストはわずかです」

【後略】

Bangladesh News/The Daily Star Aug 20 2019
https://www.thedailystar.net/business/news/factories-employing-robots-boost-output-1787743
翻訳:吉本
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