デング熱患者9万人超える

【The Daily Star】7日、今年のデング熱患者数が9万278人に達した。8月だけで5万2636人が入院したという。

保健サービス総局(DGHS)によると、7日午前8時までの24時間で、348人の新しい患者(ダッカ90人、市外258人)が入院した。患者のうち、1327人はまだ病院で治療を受けている。

DGHS管理室によると、8月だけで合計5万2636人がデング熱に感染し、2000年から2018年の間に記録された合計患者総数の5万166人を超えたという。

昨年8月の患者は1796人。デング熱が国内で初めて流行した2000年以降、年間患者数が1万1千人を超えたことはなかった。

一方、6日の夜にクルナ医科大学病院(KMCH)でデング熱患者が死亡し、これまでの死者数は151人になった。しかし、公式死者数は81人となっている。

ジョソール(Jashore)県ケシャブプール(Keshabpur)郡に住むチッタ・モリックさんの妻レクハ・モリックさん(45)は、5日午後にKMCHに入院した。

数日間ウイルス熱に悩まされたレクハさんは、入院から約24時間後の6日午後10時45分に死亡した。

レクハさんは危篤状態で入院し、糖尿病や心臓異常などの他の合併症を抱えていたという。

クルナ(Khulna)市のアティアル・ラハマン・シェイク市民外科医補佐官は、今年クルナでは女性10人を含む16人が亡くなり、そのうち13人がKMCHで死亡したと述べた。

クルナ管区保健担当ディレクターのラシェド・スルタナ博士は、ここ数日間、患者が管区内の10県の病院や診療所に入院していることから、デング熱発生状況を憂慮しているという。
「降り続く雨が状況悪化の原因かもしれません」

クルナ保健総局によると、クルナ管区では昨日朝までの24時間で114人のデング熱患者が入院したという。これで今年に入ってからの入院患者数は9115人となった。

Bangladesh News/The Daily Star Oct 8 2019
https://www.thedailystar.net/backpage/news/dengue-cases-top-90000-1810777
翻訳:吉本
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