【Financial Express】インフラ建設とビジネスのしやすさを改善するバングラデシュの継続的な取り組みは、日本企業のバングラデシュへの投資をより促進するだろうと、日本のビジネスリーダーは語った。
「十分なインフラ整備と行政手続きの簡易化はマストです」
日バ商業経済協力委員会の西谷和雄事務局長は、東京事務所でバングラデシュ連合ニュース(UNB)に語った。
バングラデシュ人はとても『高いレベルの勤勉さとスキル』を持っているうえ、安定した政治と経済成長のため、投資先として適している。
国際商工会議所の事務局長でもある西谷氏は、日本の投資家向け経済特区という構想が、日本の投資を誘致するのに役立つとした。
【中略】
日本はバングラデシュにとって最大の二国間開発パートナーで、バングラデシュへの政府開発援助(ODA)額は昨年18億ドル(1998億円)を記録した。
岐阜女子大学南アジア研究センター客員研究員の笠井亮平氏は、バングラデシュはわずか15年で、堅実な経済成長により急速に変化できるという非常に良い例を示していると語った。
「驚くべきことであり、非常に良いニュースです」
笠井氏が15年前にバングラデシュを訪問したとき、日本人はバングラデシュについてそれほど良い印象を持っていなかったという。
「貧困や洪水、暴力など、それは主にネガティブなものでした」
この15年でバングラデシュに対する日本人の印象は劇的に変化したという。
「この傾向が今後も続くことを願っています。バングラデシュが開発目標を達成し、より安定した強固な経済を実現することを日本は援助することができます」
政府はバングラデシュを2021年までに発展途上国として前進させ、2041年までに先進国にするというビジョンを持っている。
日本の専門家は、バングラデシュが持続可能な経済成長を成し遂げるために努力することが非常に重要だと語った。
データはバングラデシュ経済が8.1%という記録的な高成長を記録し、2桁成長に近づいていることを示している。
2009年以来、バングラデシュ経済は188%規模で成長し、1人当たりの収入は1909ドル(21万1874円)を超えた。
Bangladesh News/Financial Express Oct 8 2019
https://thefinancialexpress.com.bd/economy/bangladesh/japanese-cos-showing-greater-interest-in-bangladesh-amid-robust-growth-1570524892
翻訳:吉本
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