ジェネリック医薬品のハブへ

ジェネリック医薬品のハブへ
【The Daily Star】バングラデシュが5年間で10億ドル(1110億円)の輸出を目指すなら、研究開発や原材料の製造に投資することが必要だ。2日、専門家や業界関係者が述べた。

2018-19会計年度、バングラデシュの医薬品輸出は、継続的な製品の品質改善と政府の支援のおかげで、前会計年度比25.60%増、1.3億ドル(144.3億円)の収益を上げた。

生産された医薬品は国内需要の98%に対応し、およそ120か国に輸出しているなど、この分野の力強さを示している。

製薬分野は、バングラデシュの製造業の中で最も発展する技術主導型部門の1つであると、モウラナ・バシャニ科学技術大学化学部のMd・ロビウル・イスラム教授はいう。

「バングラデシュは250の工場を持つ、アジアの新興ジェネリック医薬品産業のハブです」
イスラム氏は、ダッカ商工会議所(DCCI)が主催した『バングラデシュのAPI産業の展望と課題』に関するセミナーのプレゼンテーションで述べた。

2018年、医薬品はバングラデシュの国内市場で2051.2億タカ(2711億円)相当を売上げ、国内GDPの1.83%に貢献した。

また、国民1人当たりの医療費は、過去10年間で平均11%増加した。

医薬品有効成分(API)を中心とした課題についてイスラム氏は、必要なAPIが入手できない場合、輸入API価格は上昇し、品質は変化する可能性があると述べた。

また、輸入APIで製造した医薬品を輸出するため、輸出業者が国際市場で競争するのは間違いなく困難に直面するとした。

【後略】

Bangladesh News/The Daily Star Nov 3 2019
https://www.thedailystar.net/business/news/invest-more-rd-pharma-raw-materials-hit-1b-exports-1822294
翻訳:吉本
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