サイクロンで13人死亡

サイクロンで13人死亡
【Financial Express】9日、バングラデシュ南部を襲ったサイクロン『ブルブル』による倒木や家屋の倒壊などで、少なくとも10県で13人が死亡した。

10日、保健局の保健緊急運営センターと管理室、地方自治体、警察が死亡者を発表した。

サイクロンにより、クルナ、ボルグナ、ゴパルガンジ県でそれぞれ2人が死亡、ポトゥアカリ、ボラ、シャリアトプール、ピロジプール、マダリプール、ボリシャル、バゲルハット県でそれぞれ1人が死亡した。

サトキラ県でも死亡報道があったが、地元行政はサイクロンとは無関係な死因だったとした。

ボルグナとボラでは、警報が出て、別の船が沈んだにも関わらず、28人の漁師が乗った船が海へ出て行方不明になっている。

エナムル・ラハマン災害対策相は、サイクロンは後に勢力を弱めたが、南西地方の5千世帯の家屋を破壊したと述べた。

だが、損害は思ったほど大きくないとエナムル氏。
「私たちは、歴史上最も多くの人々を安全に移動させることができました」

サイクロンの最中、5787カ所の安全シェルターに210万人以上を収容したという。避難者は10日中に帰宅した。

「ポトゥアカリを除いて、それほど大きな被害はありませんでした。しかし、冬の作物にいくらかの被害をもたらしました。農業省が被害を評価し、その後、必要な援助を拡大します」
作物への被害について、エナムル氏は述べた。

地方自治体職員が作成した報告書は、電線に木が倒れるなどが原因で、多くの県で停電が起きたとした。

 bdnews24.com通信によると、10日午後、復旧のため、救助隊員が地元の人々と協力して状況は改善したという。

シャトキラ、バゲルハット、ボルグナ県の当局者は、アマン稲、冬野菜、その他の作物など、合計6万ヘクタールの農地が被害を受けたと推定した。

その他の県の担当者は、暴風や豪雨、高潮が沿岸地域を襲ったため、被害の評価まで手が回らないと述べた。

Bangladesh News/Financial Express Nov 11 2019
https://thefinancialexpress.com.bd/national/cyclone-bulbul-claims-13-lives-in-bangladesh-1573448760
翻訳:吉本
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