薬用ハーブ栽培の人気高まる

薬用ハーブ栽培の人気高まる
【The Daily Star】ハーブ葉が適正価格を維持しているため、ガイバンダ(Gaibandha)県の様々な村でトゥルシ(薬用植物)栽培の人気が高まっている。

栽培はパラシュバリ(Palashbari)郡のラムチャンドラプール村、コルダカマラプール村、サドウラプール郡のクンジャモヒプール村などで行われている。

ハーブ栽培は農薬や化学肥料を使わなくて良く、生産者は生薬メーカーへ販売して毎年利益を挙げている。

農業局は生産者に対し、通常の作物栽培と同時にトゥルシを栽培し、さらに利益を上げることを奨励する。

パラシュバリ郡を訪れた特派員は、ほとんどすべての家の周りがハーブの緑に覆われた風景に目を奪われた。

「34デシマル(1360平方メートル)でトゥルシを栽培しました。今回はより多くの収穫を期待しています。昨年は半ビガ(669平方メートル)の土地で1万8千タカ(2万3786円)の収入がありました」
生産者のサジュ・ミアさんは話す。

トゥルシは1ビガ当たり7-8千タカ(9250-1万571円)の経費をかけて栽培し、1デシマル(40平方メートル)当たり1マウンド(40キロ)の葉を収穫し、1千-1200タカ(1321ー1586円)で販売するという。

【中略】

ケティルパラ村のゴラム・ホサインさんは、播種してから3カ月半で収穫でき、他の作物と違って生産コストはほとんど必要なく、1年中栽培できると話した。

生薬メーカーはトゥルシ葉を集めるために代理店を配置し、代理店は集めた葉をそれぞれの生薬メーカーに供給するという。

パラシュバリ郡のアジズル・イスラム農業官は、生産者は利益が上がるとして、トゥルシ以外のハーブ栽培にも関心を示していると話した。

Bangladesh News/The Daily Star Nov 12 2019
https://www.thedailystar.net/country/news/boom-tulsi-farming-1825927
翻訳:吉本
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