バングラデシュの気候変動

【The Daily Star】地球温暖化により、バングラデシュの気象は予測不可能になっている。17日、気象や水資源の専門家であるアイヌン・ニシャット教授が述べた。

10月中旬にラジシャヒ(Rajshahi)で突然発生した洪水のデータは、前例がないことを示唆している。ニシャト教授はブラック(BRAC)センターインでのイベントで述べた。

ジャマルプール(Jamalpur)やシェルプール(Sherpur)、ラルモニルハット(Lalmonirhat)県の複数の川では、今年、最高水位を記録したという。

「このようなことが来年また起こるか、それとも翌年に起こるか、わかりません」

また、ほぼ同時期、ジョソール(Jashore)周辺では平均量を大きく下回る降水量だった。その結果、農家は水不足に直面した。

BRACの気候変動プログラム(CCP)が、『気候変動に関する青少年条約』の一環としてこのイベントを組織した。

ニシャト教授は、国の気候変動への適応と世論を喚起する上で、若者が重要な役割を果たすことができると強調し、若者はこの目的のため、更新された正しい情報を知らなければならないとした。

さらに、近年では春と晩秋のような季節の存在がほとんど感じられないと述べた。

バングラデシュ環境法律家協会のサイード・リズワナ・ハサン会長は、気候変動への適応や緩和の取り組みは、バングラデシュの自然や環境、文化が保護された状態で行われなければならないと述べた。

「(気候変動への)適応と緩和のあらゆる段階で、これらの努力を続けている人々の声に耳を傾ける必要があります」

環境・森林・気候変動省のSM・ムンジュヌル・ハンナン・カーン次官補は、国民、特に若者はグローバルな観点から気候変動の影響を理解する必要があると述べ、世界的な気温上昇の原因は先進国にあり、バングラデシュはその犠牲者だとした。

BRACCCPのライアカス・アリ理事は、若者のイベント参加を賞賛し、気候変動問題を主張する際には女性や子どものような手が触れることが困難なグループを含めるべきだと述べた。

イベントでは5グループに分かれた大学生が、バングラデシュ国内の気候変動に関するトピックについて、多くのプレゼンテーションを行った。

Bangladesh News/The Daily Star Nov 18 2019
https://www.thedailystar.net/city/news/youths-need-see-impact-global-perspective-1828561
翻訳:吉本
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