74%が土の家に住む

74%が土の家に住む
【Prothom Alo】バングラデシュでは500万人が住む家を持たず、人口の4分の3が土の家に住んでいる。

バングラデシュ統計局(BBS)と計画委員会が、5年間に渡って委託した別個の調査で明らかになった。

バングラデシュには3933万世帯のある。そのうち、2826万世帯が地方に、1107万世帯が都市に住んでいる。

家計収入調査(HIES)2019によると、74.87%の世帯が土でできた家に住み、4.95%の世帯だけがプッカビル(石、レンガ、セメント、コンクリート、木材などの材料で作られた堅固で永続するように設計された南アジアの住宅)を所有する。また、2.13%の世帯がスラムや一時しのぎの土の家に住んでいる。

【家の状態】
2014年のバングラデシュ人口統計調査2014は、68%の世帯の家の床は土か砂だとしている。地方に住むのは82%の世帯で、都市に住む61%がプッカの床を持っている。

調査では、3世帯に1世帯が部屋を1つしか持たず、はしかや結核などの伝染病を広める可能性が高いことも明らかになった。

2007年調査では40%の世帯が1つしか部屋を持たず、2011年には35%に減った。

7%の世帯が1部屋で少なくとも5人が眠り、65%の世帯は1-2人で眠っている。

バングラデシュサンプル活力統計2018のBBS報告書では、部屋の平均スペースは都市で430平方フィートから475平方/フィート(39.95㎡から44.13㎡)、地方で392平方/フィート(36.42㎡)であることを提案している。平均スペースは都市で101平方フィートから114平方フィート(10.22から10.59㎡)、地方では91平方フィート(8.454㎡)である。

【ホームレスの数】
ホームレスの人は通常、親族の土地に家を建てているため、地方では見られない。多くが沿岸地域の堤防に住み、選択肢のない人は都市へ移住し、そのほとんどがホームレスになる。

ホームレスの数は増加している。 1991年には95万人だったが、2001年には113万人、2010年には460万人に増加した。5カ年計画の文書では、2021年までにその数は850万人になると予測している。

【なぜホームレスになるのか?】
貧困とホームレスには強い関係がある一方、多くの人々は川の侵食によりホームレスになる。

1973年から2017年の間に、16万ヘクタールの土地が川の浸食によって失われた。土地の大部分は家屋だった。土地が失われると、貧困世帯は新しい土地の購入ができず、ホームレスになる。

【後略】

Bangladesh News/Prothom Alo Nov 8 2019
https://en.prothomalo.com/bangladesh/news/204525/5m-homeless-74-pc-of-the-population-live-in-mud
翻訳:吉本
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