【The Daily Star】バングラデシュでは所得の増加と中産階級の拡大に支えられ、乳製品の需要が二桁成長する可能性が高いと、農家が所有する国際的乳製品会社の上級執行役員は述べた。
「より豊かな富と中産階級の経済は、乳製品の消費量を増やします。粉ミルクから液体ミルク、ヨーグルト、チーズなどへ消費が伸びてきます」
アルラ・フーズ・インターナショナル(Arla Foods International)のティム・オェーティング・ジェルゲンセン副社長は述べた。
「牛乳や乳製品の消費が増加することで、イノベーションが起こるチャンスがあると思います」
ジェルゲンセン氏は先月、デンマークコペンハーゲンのオフィスでインタビューに答えた。
アルラフーズは、デンマークやスウェーデン、英国、ドイツ、ベルギー、ルクセンブルク、オランダの9900人の農家が所有する国際的な乳製品会社だ。
バングラデシュには1961年に進出し、ダノ粉ミルクは国内で最も有名なブランドとなった。
主に粉ミルク事業に力を入れるバングラデシュでは、2018-19会計年度は前年度比19％増、281.2億タカ(372億円)をミルクや乳製品の輸入に費やした。
ジェルゲンセン氏は、アルラは消費者のため、提供する商品を調べる機会を創ったという。また、バングラデシュに工場を新設するに当たり、合弁事業にも投資した。
多国籍酪農協同組合(アルラ)は、今後4年間で5千人の女性が小さな起業家になる機会を創りだす計画を立てた。
起業家の女性たちは、低所得者や低中所得者の家を訪問し、アルラの乳製品を小袋で販売する。
「私たちの商品を販売するので、当社のビジネスにもなります」
同社はビジネス規模を引き上げることも考えている。
「業界レベルでは、地方での乳生産の有効性や収量、品質を向上させる方法について、パートナーシップを確立しようと思います。それが重要だと考えています」
【後略】
Bangladesh News/The Daily Star Dec 4 2019
https://www.thedailystar.net/business/news/demand-dairy-products-grow-double-digits-1835482
翻訳：吉本
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