『世界的な貧困削減モデル』

『世界的な貧困削減モデル』

【Prothom Alo】29日、世界銀行(WB)南アジア担当理事のハートウィグ・シェ―ファー氏は、バングラデシュを『世界的な貧困削減モデル』とし、高い経済成長を維持するための支援を表明した。

「政府と国民の約束と決意により、バングラデシュは貧困から抜け出し、わずか40年で低中所得国へ前進できることを証明しました」
シェ―ファー氏は、バングラデシュへの3日間の訪問の締めくくりに述べた。

成長を加速させ、次のレベルの発展に到達することについては、若者により多くの、より良い雇用を創出する必要があるとした。

「適切な政策と迅速な行動に加えて、強固な民間産業、助成的なビジネス環境、熟練した労働力、効率的なインフラストラクチャが重要です」

シェーファー氏はシェイク・ハシナ首相と会談し、バングラデシュの経済発展と貧困削減における著しい前進を賞賛したと、メディアは報道した。

両氏は、バングラデシュ発展の優先事項と、過去数十年で達成した堂々たる結果を維持するため、世界銀行がどのように支援できるかについて議論した。

「世界銀行はすべての国民の利益のため、政府、利害関係者、開発パートナーとの緊密な協力の下、バングラデシュが上中所得国家に向かうことに責任を持って関わっていきます」

世界銀行のバングラデシュに対するポートフォリオは、過去6年間でほぼ2倍になり、現在116億ドル(1兆2874億円)となった。

バングラデシュは、貧困国に譲許的融資を提供する世界銀行の国際開発協会(IDA)の最大受益国の1つだ。

シェーファー氏は『バングラデシュ発展フォーラム』で講演し、女性への権限付与の成功などが経済成長と発展を後押しするのに役立ったと賞賛した。

また、AHM・ムスタファ・カマル財務相や政府高官、市民の代表者、開発パートナーとも会談した。

世界銀行は、独立後のバングラデシュを支援した最初の開発パートナーの1つだ。

それ以来、助成金、無利子、譲許的融資で、300億ドル(3兆3296億円)以上を供出してきた。

Bangladesh News/Prothom Alo Jan 29 2020
https://en.prothomalo.com/bangladesh/news/208694/Prothom-Alo-English-Desk
翻訳:吉本

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