ドナー 42.5億ドルを約束

ドナー 42.5億ドルを約束

【The Daily Star】今年のバングラデシュ発展フォーラム(BDF)では、3つの外国ドナー組織が42.5億ドル(4717億円)の新規資金を確約した。

2日、AHMムスタファ・カマル財務相は、彼らは、国父『ボンガボンドゥ(ベンガルの友人)』シェイク・ムジブル・ラーマンの生誕百周年を記念して資金提供を申し出たと、記者会見で述べた。

「今年のBDFは実り多いものでした」

経済関係局がダッカのボンゴボンドゥ国際会議センターで開いた2日間の発展フォーラムは、1月30日に終了した。

グリーン気候基金(GCF)のジャビエル・マンザナレス副理事長はフォーラムで、4年間で12億ドル(1332億円)提供する意思を表明したとカマル氏は述べた。

マンザナレス氏は、シェイク・ハシナ首相と個別の会談を行うことに興味を示したという。

これまでバングラデシュは、主として気候変動からひどい打撃を受けた国を財政支援するため設立されたGCFから、資金提供を受けことはない。

2010年に国連気候変動枠組条約によって設立されたGCFは、開発途上国の温室効果ガスの排出量削減と、気候変動への対応能力向上を支援する世界最大の専用基金である。

【中略】

一方、日本国際協力機構(JICA)は、通常の支援とともに、27億ドル(2997億円)の追加融資を約束した。

JICAの山田順一理事は、カマル財務相との会談に関心を示したという。

政府開発援助をコーディネートする日本政府機関(JICA)は、資金を使う6プロジェクトのうち、すでに4つを特定したと、カマル氏は述べた。

JICAはバングラデシュ独立以来、国民を貧困から解放し、公平で持続可能な経済成長を促進しようと、国内で9つのプログラムに取り組んでいる。

ドナー組織は多くの勧告を行っており、政府はそれを次期5カ年計画に追加していくと、カマル氏は補足した。

Bangladesh News/The Daily Star Feb 3 2020
https://www.thedailystar.net/business/news/donors-commit-425b-years-bdf-kamal-1862842
翻訳:吉本

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