7-1月の送金 21%増加

7-1月の送金 21%増加

【Financial Express】政府が提供したインセンティブを背景に、今会計年度7-1月の当初7カ月間、外国からの送金は21%以上増加した。

中央銀行(BB)最新データによると、2019-20会計年度7ー1月期の外国からの送金流入は110.4億ドル(1兆2253億円)だった。前会計年度同期は90.9億ドル(1兆89億円)だった。

政府インセンティブと国内通貨の対米ドル下落モードは、期間中の送金流入を後押しするのに役立ったと、BB担当者は述べた。

一方、1月の送金は16.4億ドル(1820億円)で、前月より4685万ドル(52億円)減少した。2019年1月は、約16億ドル(1776億円)だった。

BBのカジ・サエドゥル・ラーマン専務理事は本紙のインタビューに対し、送金額は今会計年度の終わりには200億ドル(2兆2197億円)を越える可能性があるとした。

また、送金受領に2%のインセンティブを与えることを政府が発表したため、今後数カ月間は送金の増加傾向が続くとの期待を示した。

政府は、在外バングラデシュ人労働者が合法的手段で送金することを奨励するため、20年度の予算インセンティブとして、既に306億タカ(404億円)を割り当てている。

大手商業銀行幹部はBB担当者の見通しを反映するかのように、政府のインセンティブや米ドルに対する下落モードにより、今後数ヶ月間は送金の上昇傾向は続く可能性があるとした。

中央銀行は国内外貨準備高を増やすため、在外バングラデシュ人が苦労して稼いだお金を、違法な『ハンディ』システムではなく、正式な銀行を通じて送ることを奨励する一連の措置を講じていた。

Bangladesh News/Financial Express Feb 3 2020
https://thefinancialexpress.com.bd/economy/bangladesh/july-jan-inflow-of-remittance-rises-by-21pc-1580708534
翻訳:吉本

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