ダッカでも株価下落

ダッカでも株価下落

【The Daily Star】コロナウイルス大流行による経済コストが投資家を悩ませ始めたことで、世界の株価はここ数日下落している。バングラデシュも例外ではない。

バングラデシュのほとんどの企業は、すでに3千人の命を奪った致死性肺炎ウイルスの流行で1カ月間封鎖されている中国から、原材料を輸入している。

これにより生産が停止し、今後四半期の収益に影響が出るだろうと市場アナリストは分析する。

26日、ダッカ証券取引所のベンチマーク指数DSEXは72.1ポイント(1.6%)下落し、4549.11となった。過去5日間では208.89ポイント(4.4%)下落した。

25日、ダウ平均(米国の代表的な株価指数)はほぼ900ポイント、3%以上下落し、27081で終えた。S&P500(〃)も3%以上、ナスダック(〃)は2.8%下落した。

英国では、FTSE100(ロンドン証券取引所に上場する時価総額上位100銘柄で構成される株価指数)がほぼ2%下落して12カ月ぶりの安値7018となり、日本の日経225指数は3.3%下落した。

多くの上場企業は原材料不足で生産が妨げられているとし、新しい原材料調達先を探しているという。

すべてのロッドメーカーの原材料は中国から輸入しているため、コロナウイルスの影響は今後数日間、特に深刻に感じるだろう。RSRM製鋼のマーザヌール・ラーマン社長は話した。

繊維と衣料品部門はコロナウイルスから多大な影響を受けるだろう。
「すでにうちの商品は影響を受けています」
匿名の繊維会社の経営者は同じ言葉を繰り返した。

【後略】

Bangladesh News/The Daily Star Feb 27 2020
https://www.thedailystar.net/business/news/coronavirus-fears-grip-dhaka-bourse-too-1873438
翻訳:吉本

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