【Financial Express】日本は、COVID-19対策のキャパシティ構築実施のための技術協力の一環として、保健省に個人保護具(PPE)を提供した。

日本の伊藤直樹大使は12日の式典で、保健福祉省のMd アサドゥル・イスラム次官に贈呈した。日本大使館が発表したプレスリリースによると、贈呈式には国際協力機構（JICA）バングラデシュ事務所の平田仁所長も参加した。

マスクやガウン、ゴーグルなどのPPE2千セットは、ノルシンディ(Narsingdi）やコックスバザール(Cox’sBazar)、北ダッカ市の『組織コミュニティを通じて健康システムを強化する』(SHASTO)プロジェクトに従事する医療従事者に配布される。

それとは別の2千セットは、『看護サービスのためのキャパシティ構築』プロジェクトを通じて、ダッカ医科大学病院(DMCH)、クルミトラ総合病院、クウェートメアリートリー病院に配布される。

これまで日本政府は、UNICEF（国連児童基金）やIOM（国際移住機関）、UNHCR(国連難民高等弁務官事務所)、IFRC(国際赤十字新月社連盟)を通じ、バングラデシュのCOVID-19感染拡大を防ぐための緊急支援として、およそ1千万ドル（11.1億円）を提供してきた。

伊藤大使は、日本政府とJICAはこれらの支援に加えてさらなる支援を検討しており、今後もこの世界的危機への先導的かつ積極的なアプローチを取ると述べた。

バングラデシュ #ニュース #コロナウィルス #COVID-19 #日本

日本保健省にPPE提供