新型コロナ渦中のイード

新型コロナ渦中のイード

【Financial Express】ラマダン断食月に別れを告げる25日、バングラデシュのイスラム教徒はCOVID-19パンデミックで「スティホーム」が命じられる中、イード・アル・フィトルを祝う。

多くの国が新型コロナウィルスの流行を恐れて厳格な外出禁止令が命ぜられる中、抗コロナウイルス対策の一環として伝統的なイード集会を禁止にしたため、イスラム教徒最大の祭典「イード・アル・フィトル」は、例年と違う形になるとみられる。

COVID-19対策として、イスラム教徒は今年のイードで、何世紀も続くお互いを抱きしめあう慣行を行わないとみられる。

一方、イスラム教徒が大多数を占める複数の国では、モスクや大規模ホールの露天広場や屋内で、大勢で祈りをささげることが許された。

子どもたちが年長者や親戚から幸福の願いとともに新しい服や「サラミ(salami)」と呼ばれる現金が送られるとき、黄昏の空にはイスラム暦10番目(シャウワール:Shawwal)の三日月が光っていたが、コロナウイルスの猛攻撃はシナリオを変えた。

政府はCOVID-19の拡散を防ぐ措置の一環として、すべての社会活動に厳しい制限を課し、親戚の家を訪問しようと外出する代わりに、室内で家族だけでイードを祝うようイスラム教徒に促した。

また、挨拶を交わすために集まる最大の懇親の場イードガー(Eidgahs:屋外集会所)での儀式に制限を課すことを余儀なくされた。

【後略】

Bangladesh News/Financial Express May 25 2020
https://thefinancialexpress.com.bd/national/bangladesh-to-celebrate-eid-on-monday-amid-covid-19-pandemic-1590337350
翻訳:吉本

バングラデシュ #ニュース #イード・アル・フィトル #コロナウィルス