【Financial Express】2019-20会計年度当初10カ月(7ｰ4月)で、ジュートやジュート製品の輸出収益は前年同期比14%増となった。

31日、繊維・ジュート省の会議で配布された統計資料によると、現会計年度7-4月期のジュート及びジュート製品の輸出収益は7.913億ドル(878.2億円)と前年同期より14％、政府の設定目標を17％上回った。

ゴラム・ダスティギル・ガジ繊維・ジュート相は、ジュート産業の収益が初めて皮革産業を上回り、国内2位の輸出産業になったと述べた。

統計は、COVID-19感染封じ込めのため、政府が出した二カ月以上の一斉休日が解除されて初の開庁日に明らかになった。

会議の中で繊維・ジュート相は、政府は公害のないバングラデシュの建設を目指して、ジュート及びジュート製品の生産を増やすためにあらゆる種類の支援を拡大すると述べた。

「繊維・ジュート省は、ジュート産業の拡大やジュート生産者の動機付けのため、政府が発表した刺激基金の適切な運用に取り組みます」

現在、繊維・ジュート省は『最新技術を使ったジュート及びジュート種子生産拡大プロジェクト』を46県230郡で実施し、高品質のジュート生産と全ジュート種子の国内自給を目指している。

繊維・ジュート相は、2018年7月から2023年3月までのプロジェクトの実施により、農家への390トンのジュート種子の無料配布や高収量栽培技術の訓練など、あらゆる種類の支援を行い、生産拡大を推進していくとした。

会議にはロクマン・ホサイン・ミア局長やMdアブル・カラム・アザド局長補佐も参加した。

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ジュート輸出14%増加