対インド貨物列車増便

対インド貨物列車増便

【Financial Express】バングラデシュとインドは、両国の事業者の反応が良かったことを受け、必需品輸送のための貨物列車サービスを増便することに合意した。

3日、モハマド・セリム・レザ鉄道局長と、インドのレヴァ・ガングリー・ダス在バングラデシュ高等弁務官とのビデオ会議で決定した。

会議では、5月11日にバングラデシューインド間の商品列車サービスが始まって以来、バングラデシュ鉄道(BR)はインドから39列車分の荷物を受け取ったことも明らかになった。内訳はタマネギが24、ニンニク・ショウガ・タマリンドが3、フライアッシュ*が5、セメント原料と稲種子が各1などとなっている。

情報筋によれば、労働力不足だとして、当初、BRは石の受け入れは拒否したが、イード・アル・フィトル前から列車での受け取りが始まり、5月31日まで1万5千トンの石が運ばれた。

6月1日、2日にはさらに6本以上の列車が到着し、3日は3本の列車が到着する予定だ。

1時間のビデオ会議の中で両国は、インドの列車をクルナ(Khulna)まで運行することについても話し合った。

5月4日、商業省とインド高等弁務官事務所の支援を受けたバングラデシュ及びインド鉄道は、新型コロナの影響で両国の道路輸送が3月26日以来停止されていることを受け、貨物列車サービスの運行を決定した。

BR情報筋によれば、列車はロホンプル(Rohonpur)ーシンガバッド(Singabad)、ベナポール(Benapole)-ペトラポール(Petrapole)、ダルシャナ(Darshana)-ゲデ(Gede)、ビロリ(Birol)-ラディカプール(Radhikapur)国境を越えて運行されているが、そのうち、ダルシャナーゲデ間の運行数が一番多いという。

通常であれば、石を除いた他のすべての商品は、道路輸送を通じてバングラデシュへ入ってくる。

*石炭、石油、木材などを燃焼したときに出る廃ガスの中の細かい灰の粒子。シリカ、アルミナ、酸化カルシウム、炭素などを含む。コンクリートの混和材となるので、セメントやモルタルに混ぜて使う。

Bangladesh News/Financial Express Jun 3 2020
https://thefinancialexpress.com.bd/trade/bd-india-to-use-more-frieght-trains-for-essential-goods-transportation-1591195770
翻訳:吉本

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