【Financial Express】新型コロナウイルスの状況がよくならない中、国民議会(JS)は10日午後5時から2020-21年度の予算委員会を行う。シリン・シャルミン・チョードリーが議長を務める。

AHMムスタファ・カマル財務相は予算委員会を終えた翌11日午後3時に、2020-2021会計年度国家予算案を議会に提出する。予算規模は、6兆タカ(7.9兆円)を越えると見込まれる。

「予算審議は12日間続くだろう」
議会関係者は話した。

新型コロナパンデミックを背景に、議会はこれまでの歴史にない異例な状況で始まる。議会事務局は今年、新しい方法で予算委員会を実施することを決定した。

報道関係者は議会に出席する代わりに、サンサドバングラデシュテレビから予算委員会のニュースを集める必要がある。

各国外交官や国内重要人物はコロナ情勢による健康リスクを考慮して、予算審委員会に招待されなかった。議員の出席も制限される。

議会事務局は、「350人のうち80～90人議員だけが、院内幹事に代わって予算委員会に招待された」と発表した。また、高齢の議員は審議への参加を見送るよう要請されている。同時に、議会事務局の職員らも限られた規模で参加するよう求められ、必要な職員だけが議会へ行くことが許可された。

コロナ感染チェックのため、議会の座席配置にも変化があった。総理大臣の周りではかなりの席が空席となる。

国会議員は健康ガイドラインに従うことも求められた。マスク着用は全員必須で、議員と職員は消毒エリアを通って議会に入る必要がある。

2019-2020年度の補正予算に関する議論も行われ、こちらは6月14日と15日に可決される予定だ。

その後、2020-2021年度の予算案に関する議論が始まる。予算に関する決算協議は6月29日に行われ、当日、財務法案が可決される予定だ。

予算は最終的に(会計年度最終日の)6月30日に可決される予定となっている。

予算提示日を除いて、議会は午前10時30分から始まり、休憩なしで午後1時30分まで続く。

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