交通インフラ整備

交通インフラ整備

【Financial Express】国内の物流システムやインフラ改善を目指し、政府は現(21年7月~22年6月末)会計年度、3カ所の高速道路を4車線に更新する。

3カ所の高速道路はダッカ(Dhaka)-シレット(Sylhet)道、ロングプール(Rangpur)-ブリマリ(Burimari)道、シレット(Sylhet)-タマビリ(Tamabil)道。

予算文書によると、ダッカーシレット道は両側にサービスレーンを備えた4車線の高速道路になる。

政府はモングラ海峡や、マイメンシン(Mymenshing)県のブラマプトラ川にケワトカリ橋を架ける建設も始める。

「これらのプロジェクトが完成すると、国内の道路接続性が強化され、経済発展に拍車をかかります。より良い接続性は、よりよい経済強化につながります」
関係省庁の高官は、国の経済は接続性にかかっているとした。

政府はダッカやその周辺地域で、計画的かつ協調的な最新公共交通インフラ設備を建設するため、改訂版戦略的輸送計画(2015-2035)を実施している。

この計画により、ウッタラからモティジールまでのバングラデシュ初のメトロ鉄道(MRT6号線)建設と、ハズラット・シャージャラル国際空港からガジプールまでの高速バス輸送線(BRT3号線)建設が急ピッチで進んでいる。

文書では、今年度中、さらに2つのメトロ鉄道の建設工事が始まるとしている。

また、2550キロメートルの高速道路を対象に安全性を確保するための措置が取られ、1950キロメートルの高速道路の出入口では障壁や木を取り除く措置が講じられる。

政府は各県の高速道路を更新することに加え、地域間の重要な高速道路の1140キロメートルを適切な基準と幅に更新するためのプロジェクトも実施する。

全国の高速道路を4車線以上に更新する計画の一環として、エレガ(Elenga)-ハティクムルル(Hatikumrul)高速道路の両側にサービスレーンを備える工事が進行中だ。

予算文書は、バングラデシュと近隣地域の国際輸送ネットワークとなる「南アジア地域経済協力(SASEC)道路接続プロジェクト」の進捗状況が75.48%であることも示した。

政府は、ダッカのジャトラバリ交差点からマオア、パチョールからバンガまで、両側にサービスレーンを備えた国内初の4車線道路の建設工事を終えて一般開放した。

AHMムスタファ・カマル財務相は、2041年までにバングラデシュを先進国に変えるため、最新かつ安全で環境に優しい公共交通インフラを確保することが重要だと、予算演説で述べた。

「道路や橋、鉄道、水上交通、空路からなる国全体の交通インフラに多額の投資を行うことで、政府は協調的な交通ネットワークの構築に重点を置きました」

前会計年度6482.1億タカ(8566億円)だった交通インフラ分野の予算は、6458億タカ(8534億円)となった。

Bangladesn News/Financial Express Jul 6 2020
https://thefinancialexpress.com.bd/economy/three-highways-set-to-be-overhauled-in-current-fiscal-1594039255
翻訳:吉本

バングラデシュ #ニュース #交通インフラ #高速道路 #メトロ鉄道 #輸送