Uターンラッシュなし

Uターンラッシュなし

【The Daily Star】故郷でイード・アル・アドハを過ごした南部地方の帰省客が、ダッカの職場へ戻り始めた。

例年であれば、イード後のボリシャル(Barishal)川港は乗客で溢れかえっている。しかし、新型コロナ感染防止のため、今年の港は全く混雑していない。その結果、乗客の不快さは最小限になったと、船会社の経営者は話した。

イードから2日後の3日、ボリシャル港から少なくとも7隻の船舶がダッカに向かって出発した。船はやや混んでいたが、定員オーバーというほどの混雑ぶりではなかった。

乗客たちは、以前は想像すらできなかった、午後の船のデッキにたくさんのスペースがあるという光景を目の当たりにした。ダッカ行きの船に乗ったMdアラウディンさんは、広々とした船を見て爽やかな変化だと喜んだ。

デッキと同様、キャビンのチケットは手間をかけることなく入手できる。ダッカからボリシャルに来ていたアブル・バッシャールさんは、復路のシュンドルボン11号のシングルキャビンを苦労することなく予約できたと話した。

バングラデシュ内陸水運局(BIWTA)の情報源によると、例年のイード休暇中は、毎日往復6~7万人ほどの乗客がいるが、3日はわずか2万人程度しかいなかったと話した。

船舶経営者協会のサィドゥル・ラーマン・リンツ副会長は、船は期待したほどの乗客数を得ておらず、結果として赤字になるだろうと話した。一方、スロビィ(Surovi)旅客船の経営者リアズル・カビール氏は、今後3~4日で乗客が増加すると予測した。

「今回は乗客数が比較的少なく、船上の安全は確保されています。さらに社会的距離のガイドラインを維持しています」
BIWTAのアズモル・フダ・ミトゥ共同ディレクター(港湾・輸送)は話した。

だが、特派員は、船がパンデミック中に必要な健康ガイドラインを完全に遵守していないことを発見した。彼らは社会的距離の維持を徹底しないばかりか、搭乗前に体温測定をしていたの1~2隻に過ぎなかった。

Bangladesh News/The Daily Star Aug 5 2020
https://www.thedailystar.net/city/news/no-rush-return-dhaka-1940033
翻訳:吉本

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