【Financial Express】バングラデシュ統計局(BBS)の暫定推計値によると、20会計年度(2019年7月~2020年6月末)の国内全体の消費支出は9.56%増加した。
増加率は、9.77%成長した19会計年度よりやや低くなった。
致命的な新型コロナウイルスが、20会計年度第4四半期(4~6月)の国内経済活動に大きな被害をもたらしたため、全体消費は減速したとみられる。
19年度に19.06兆タカ(25.2兆円)だった合計消費支出額は、20年度に20.86兆タカ(27.6兆円)となった。暫定推計値は、第4四半期の低迷が全体の消費にほとんど影響を与えなかったことを示したことになる。
暫定推計値は、総消費の約92.0%が個人消費で、残りの8.0%が公共消費であることも示した。
20年度の個人消費推定値は19兆タカ(25.1兆円)以上で、19年度の17.50兆タカ(23.1兆円)を超えた。
20年度公共消費は1.75兆タカ(2.3兆円)で、19年度の1.59兆タカ(2.1兆円)から9.45%増加した。
暫定推計値によると、国内総生産(GDP)に占める総消費量は、19年度の74.98%から20年度の74.69%へとわずかに減少となった。
政府の第7次5年計画(7FYP)は当初、20年度の総消費量を73.50%に引き下げる予定だった。
Bangladesh News/Financial Express Aug 11 2020
https://thefinancialexpress.com.bd/national/consumption-jumps-in-fy20-despite-covid-19-1597141475
翻訳:吉本