冬の状況悪化を懸念

冬の状況悪化を懸念

【Prothmo Alo】18日、ハシナ首相は、新型コロナウィルスの感染者は国内では比較的低く抑えられているが、冬に急増するだろうと述べた。

「現在のところ、パンデミックは政府の対応や管理で低く抑えられ、感染率は低くなりました。しかし、専門家はこれから冬にかけて急増することを懸念しています。欧米では第2波が始まっています」

首相は、チャットグラム(Chattogram)4区選出の与党議員ディダルル・アラム氏の質問に答えた。また、冬のウィルスと感染症の第二波に備え、大規模な準備をしているとした。

「冬の大波を防ぐため、『マスクなしではサービスなし』という指示を出しました。入国者の国境での検査や14日間の経過観察は継続して行われています。これらは、新型コロナを制御するための計画に従って行われています」

さらに、インド血清研究所、ベキシムコ製薬、政府の三者で、3千万回分のワクチンを輸入する契約を結んだことに言及した。

与党議員AKMラウマトラー議員の質問に対しては、政府は開発パートナー国からの緊急時の資金調達が可能だと述べた。

首相は、日本が272億タカ(359.4億円)、アジア開発銀行(ADB)が6億ドル(665.9億円)を提供することに言及した。

また、新型コロナウィルスワクチンと医療機器の調達のため、ADBは300万ドル(3.3億円)、雇用機会創出のため、世界銀行(WB)は10.5億ドル(1165.3億円)を提供しているとした。

さらに、衣料品産業への支援のため、欧州連合(EU)が1.1億ユーロ(142.3億円)、皮革産業のため、ドイツとEUが1.13億ユーロ(146.2億円)提供し、アジアインフラ投資銀行(AIIB)がバングラデシュへの融資として1億ドル(111億円)を承認したと述べた。

国民党のファクルル・イマーム議員に対しては、警察などの法執行機関や情報機関は、暴力や破壊行為に関与した者に適格で合法的措置を取るため、相互に調整しながら、24時間体制で職務を遂行しているとした。

Bangladesh News/Prothom Alo Nov 18 2020
https://en.prothomalo.com/bangladesh/experts-fear-sharp-rise-in-covid-cases-in-winter-pm
翻訳:吉本

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