コムラプール駅を移動か

コムラプール駅を移動か

【The Daily Star】バングラデシュ鉄道(BR)とメトロ鉄道当局(ダッカ大量輸送社:DMTCL)は、モティジール(Motijheel)からコムラプール(Kamalapur)駅までMRT6号線を延長する件に関し、ステーションプラザを移動させるという新しい案で合意した。

コムラプール駅を真の交通ハブに変えるという新しい計画に沿って、既存のステーションプラザは取り壊され、北側に建設される。24日、両者の会談後、ヌルル・イスラム・スジャン鉄道相が述べた。

スジャン氏は、新計画を実施するため、シェイク・ハシナ首相が、象徴的な建造物である既存のステーションプラザを取り壊すことについて最終決断を下すとした。

「DMTCLは、日本の鹿島建設が提案した新計画に同意しました。我々もまた、首相の承認を条件に計画を受け入れました」

会議に出席した鉄道省関係者は、新計画を実行するため、ステーションプラザを現在の場所から北へ130メートル移動しなければならないとした。

「既存の計画が実行された場合、コムラプール駅はMRT6号線の構造物の完全な影になってしまいます。 多少計画を変更しても、部分的に影になってしまうので駅をずらすしかありません」

コムラプール複合交通ハブ(MmTH) サブワーキンググループを主導する鹿島建設の関係者は、昨日、鉄道省での会議で新計画を発表した。

BRとDMTCLは、モティジールからコムラプールまでのMRT6号線延長を巡り、論争になっていた。

BRは、MRT6号線の延長はMmTH計画を頓挫させるものだとしていた。

【中略】

[昨日の結論]

鉄道相は、既存の計画通りだと、MRT6号線の高架構造と列車の方向転換用のループラインが駅に影を落とすと述べた。
「私たちは計画に不安を持っていました。鹿島側も同じ不安を表明していました」

新しい計画では、ループライン(電車の向きを変えるためのシザーズクロッシング)は駅ではなく、別方面へ向かうことになった。

「今日の会議で結論を得ました。首相の同意が得られれば、計画を進めていきます」

「設計関連の問題が解決されれば、鹿島との間でハブ設置のためのMoU(覚書)を締結することになります」

さらに、コンテナ倉庫をコムラプールからガジプール(Gazipur)県ディラズラム(Dirasram)に移動させるとし、開発プロジェクトの提案はすでに準備されているとした。

DMTCLのMANシディック社長にも何度か接触を試みたが、24日夕方時点でコメントを得ることができなかった。

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Bangladesh News/The Daily Star Nov 25 2020
https://www.thedailystar.net/frontpage/news/metro-extension-transport-hub-kamalapur-station-may-shift-northward-2000481
翻訳:吉本

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