レストラン再開を早急に

レストラン再開を早急に

【The Daily Star】レストラン経営者らは、新型コロナパンデミックで6万店が閉店の危機を迎えているとし、政府に対して、8月5日以降の再開を許可するよう要請した。

バングラデシュレストラン経営者協会(BROA)が2日、ダッカ記者組合で行われた記者会見で訴えた。

BROAのイムラン・ハサン事務局長によると、昨年3月にパンデミックが発生して以来、この業界で直接・間接的に雇用されている2千万人が悲惨な生活を送っているという。

7月23日に始まった全国的なロックダウンにより、現在、国内飲食店の約80%が休業している。この状況は昨年の2カ月間のロックダウンの際も同様だった。

「その結果、この業界は数千億円の損失を出し、多くの人が事業を維持するために資産の売却を余儀なくされました。どうか私たちを救ってください。私たちの多くは経営を維持することができません」

ここ10年間、外食需要の増加に伴い、バングラデシュではレストラン数が急増している。2019-20会計年度のレストラン数は10年前の59%増、43万6千軒だった。

バングラデシュ統計局(BBS)の調査によると、10年前は90万人だったレストラン従業員は、2019-20会計年度時点で228万人となった。

「だから、フルオープンとまではいかなくても、半分程度のキャパシティでオープンさせましょう」

ハサン氏は、レストラン経営者が新型コロナ余波の中で経営できるよう、抵当権のない最低金利の2千億タカ(2570億円)のローンを提供することも求めた。

「中央銀行は、生鮮品を販売している人には融資をしないよう指示しているので、どの金融機関も私たちに融資をしてくれません」

ハサン氏はワクチンに関し、レストランはサービス業に属するとし、飲食店の従業員には優先的に与えられるべきだとも述べた。

Bangladesh News/The Daily Star Aug 3 2021
https://www.thedailystar.net/business/economy/news/let-restaurants-reopen-after-aug-5-2143546
翻訳編集:吉本

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