デング熱入院患者1万90人

デング熱入院患者1万90人

【Financial Express】今年、蚊が媒介するデング熱で入院した人は、全国で少なくとも1万90人に上る。

政府のデータによると、2021年にデング熱で死亡した人は42人、治療を受けて回復した人は8895人となっている。

これまでデング熱で入院した1万90人のうち、7432人は8月になってからの患者で、今月の死亡者数は30人を超えた。

一方、30日午前8時までの24時間、全国の病院ではさらに233人がデング熱で入院した。

233人のうち、ダッカの住民は213人を占める。また、現在、全国の病院で1150人のデング熱患者が治療を受けているが、そのうち1004人がダッカ都市圏の住民だ。

このように患者数が急増する中、バングラデシュ科学産業研究評議会(BCSIR)がウイルスのゲノム配列を解析した結果、国内で発生するデングウイルスはDenv-3亜型が主流であることが判明した。過去に感染した人がこの型に感染すると、命に関わる危険性があると研究者は警告する。

熱帯シマ蚊が媒介するデングウイルスにより、2019年には10万人以上が入院した。だが、昨年はデング熱患者は減少し、病院の記録では1405人が感染しただけだった。

今年デング熱患者が急増したことで、新型コロナウィルスで過密状態にある病院の対応は複雑化している。

Bangladesh News/Financial Express Aug 30 2021
https://thefinancialexpress.com.bd/national/10090-dengue-patients-hospitalised-so-far-this-year-1630335661
翻訳編集:吉本

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