三菱自動車の生産目指す

三菱自動車の生産目指す

【Financial Express】工業省によると、バングラデシュは今後数年以内に、世界的に有名な日本の三菱自動車の生産を開始したいと考えており、両国はこの夢の実現に向けて取り組んでいる。

バングラデシュと日本はこの動きの一環として、国内に三菱自動車の製造工場を設立するための実現可能性調査を実施する覚書を、本日(2日)結ぶ。

覚書は、バングラデシュ鉄鋼エンジニアリング(BSEC)と日本の三菱自動車(MMC)が、工業省で署名する。

先月、ヌルル・マジド・フマユーン工業相が、日本の伊藤直樹大使との会談で、共同実現可能性調査を実施するための覚書を締結する可能性を示唆していた。

伊藤大使は会談で、バングラデシュは発展途上国だが、南アジア諸国の中では工業技術の拡大と適応の面でかなり進んでいると、大臣に伝えた。そのうえで、自動車分野だけでなく、肥料工場へ投資することも確約した。

日本は、シラジゴンジ(Sirajganj)県に新しい肥料工場を、また、自動車試験研究機関の国内設立に協力する。

本紙の取材に応じた工業省担当者は、すべてがうまくいけば、2025年までに三菱自動車の製造が可能になると述べた。

日本は、バングラデシュにとって重要な開発パートナーで、両国は長い間、素晴らしい二国間関係を維持してきた。

バングラデシュ政府はナラヨンゴンジ(Narayanganj県アライハザール(Araihazar)に、日本の投資家向けの経済特区を設立するため、1千エーカー以上の土地を割り当てた。現在、大規模な開発作業が行われている。

バングラデシュ経済特区庁(BEZA)高官は、経済特区に日本車の製造工場を設立することに期待していると、本紙に語った。

Bangladesh News/Financial Express Sep 2 2021
https://thefinancialexpress.com.bd/trade/bangladesh-looks-to-start-producing-japanese-mitsubishi-cars-1630549309
翻訳編集:吉本

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