コックスバザール鉄道に目途

コックスバザール鉄道に目途

【Financial Express】待望のダッカ(Dhaka)~コックスバザール(Cox’s Bazar)区間の鉄道サービスが、2022年12月16日に始まる予定だ。

「コックスバザールまでの鉄道建設が2022年12月までに完成する目途が立ちました。旅行好きの人が来年から列車でコックスバザールへ行けることに胸を躍らせています」
20日、ヌルル・イスラム・スジャン鉄道相が述べた。

シェイク・ハシナ首相率いる政府は、国の発展と鉄道網の整備を促進するために10の巨大プロジェクトを実施している。

「10のプロジェクトのうち、2つは鉄道に関するものです。1つはパドマ橋との鉄道リンク、もう1つはミャンマーや中国との鉄道接続で、優先順位の高いプロジェクトとなっています」

プロジェクト事体は来年6月までに完成する予定だが、コックスバザールまで鉄道で移動できるようになるのは2022年12月16日からだという。

鉄道相は21日、建設工事を視察するためにコックスバザールを訪問する。

鉄道省によると、長さ100.831キロのドハザリ(Dohazari)~コックスバザール間の単線二重軌条鉄道は、バングラデシュ鉄道(BR)の巨大プロジェクトで、ドハザリには最新式の鉄道ジャンクションが整った。

このプロジェクトは将来、コックスバザールからラム(Ramu)を経由してミャンマー近郊のグンダム(Gumdum)まで延長され、トランス・アジア・ハイウェイの一部として中国まで延長される予定だ。

象徴的な建物となる9カ所の駅を建設する工事も進んでいる。今年8月31日までのプロジェクト全体の進捗率は62%、財政的な進捗率は32.22%に達した。

線路用のバラスト(枕木に撒かれる小石)は一部インドとマレーシアから輸入され、必要な線路は中国から導入されている。

SMECインターナショナルがコンサルタントとして、ドハザリからコックスバザールまでの建設工事を共同で監督する。

世界的なコロナパンデミックにより開発が遅れ、バングラデシュでも昨年、今年と鉄道工事は難航している。

Bangladesh News/Financial Express Sep 20 2021
https://thefinancialexpress.com.bd/national/dhaka-coxs-bazar-train-service-to-start-dec-16-2022-1632141904
翻訳編集:吉本

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