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初めてのダッカ~ダッカの車窓から~

外務省が出すバングラデシュの危険情報はレベル2。注意点の中に「外出時の移動は車両を利用し、早朝・夜間の外出は控え、用事は日中の時間帯に済ませる」という項目がある。そのため、私たちは運転手付きのワゴン車を借りて、視察や打ち合わせをしていた。そ… 続きを読む

初めてのダッカ~ベンガル料理~

和食が好きな私は食に関していえばものすごく保守的だ。外国へ行き、食堂やレストランに入っても妻や子どもたちのように変わった食べ物を前に興奮することはなく、なるべく個性のない、無難なものを淡々と食べる。 “米と魚の国”と呼ばれるバングラデシュは… 続きを読む

初めてのダッカ~マニクゴンジ県クッライ村~

ダッカから西へ向かった。 昼間は立ち入りが制限される農村部からのトラックが大量にとまるエリアを横目に見ながらハイウェーに入った。ハイウェーと言っても郊外へ向かう広めの国道といった感じでもちろん無料だ。ダッカ市内ほど混んでいないがリキシャやC… 続きを読む

初めてのダッカ~On the road~

※BDDニュースのスタッフ二人は7月下旬、初めてダッカを訪れました。その時の印象や感想を今後、何本かのブログとしてお届けします。 7月20日昼過ぎ、ハズラット・シャージャラル国際空港に到着した。空港は警備が強化されており、出入り口では警備員… 続きを読む

ダッカの人口圧力

バングラデシュの首都ダッカ(Dhaka)やその周辺地域の人口は1700万人に達した。バングラデシュ統計局(BBS)や国連人口基金(UNFPA)のデータによれば、ダッカは世界で11番目に人口の多い都市だという。だが都市サイズを考えれば、バング… 続きを読む

グレード4の壁

遊びから学びに変わり、授業中、椅子に座っていられない「小1プロブレム」、中学に進級した際、心理的、学問的、文化的ギャップとそれによるショックを被る「中1ギャップ」、受験競争を乗りこえて合格しても、退屈な授業や膨大な宿題についていけず中退や不… 続きを読む

バングラデシュは多様性を認める国か

バングラデシュは多様性を認める国か。そう問われたらあなたはどう答えるだろうか。 国民のおよそ90%を占めるイスラム教徒(ムスリム)は敬虔で、決まった時間に礼拝し、決まった時期に断食を行う。ムスリムはそれらの信仰行為をみんな同時に行うことで、… 続きを読む

難民と農村の貧困

1845字 当然だが、開発の専門家や政策立案者たちは都市部への移住や、持続可能な都市化の必要性に重点を置いている。だがあまりにも無視されている農村部の劇的な変化から目を離すべきではない。 人口や収入の増加に伴う食糧需要の拡大は農村部の人々に… 続きを読む

教育大臣のジレンマ

教育大臣のジレンマ
2793字 木曜日(2016年8月18日)に発表されたHSC(高等学校資格証明)[1]の試験結果が良かった生徒たちは、メディアで報じられたようにその元気な姿を見せる権利を得た。これは12年間の学業の到達点であり、教育の新たな段階やキャリア形… 続きを読む

襲撃事件がもたらしたもの

襲撃事件がもたらしたもの
[全2311字] 6%成長の罠を打ち破り、7%成長の実現に向けて歩み始めた時、そして2015年、市民1人当たり1,314ドルの収入を記録して下位中収入国の地位を得た時、バングラデシュは近年最大の衝撃を受けた。 この影響でバングラデシュの展望… 続きを読む