バングラデシュ公認会計士協会(ICAB)は昨日、2015年で最も良く仕上がっている年間報告書、優良なコーポレート・ガバナンス、十分な開示に対し、10部門で24団体を表彰した。
ダッカのソナガオンホテルで開かれた第16回ICABナショナルアワードで、トファイル アーメド商業大臣は銀行やノンバンク金融機関、保険会社、製造業者、NGOなどに賞を贈呈した。
公認会計士は国内の経済発展でなくてはならない役割を果たしていると商業大臣は話した。
民間銀行ではプライム銀行が1位を受賞し、ユナイテッド銀行とイースタン銀行がそれぞれ2位と3位に輝いた。
だが今年の年間報告の一般部門ではどの銀行も表彰されなかった。
ノンバンク金融機関ではIDLCファイナンスがトップ、ランカバングラ・ファイナンスが2位、ユニオンキャピタルが3位になった。
保険部門ではグリーンデルタが1位となり、リライアンス・インシュアランスとプライム・インシュアランスが後に次いだ。
製造業ではRAKセラミック(バングラデシュ)が1位で表彰され、グラクソ・スミスクライン・バングラデシュとBSRMスチールが2位、3位となった。
情報通信技術部門ではグラミンフォンが1位になった。
ブラックはNGO部門でトップとなり、サジダ・ファンデーションとウディパンが2位と3位をものにした。
公共団体ではインフラストラクチャー・ディベロプメント・カンパニーが1位となり、ゴールデン・ハーベスト・アグロ・インダストリーが農業部門で1位になった。コーポレート・ガバナンス賞はプライム銀行、IDLCファイナンス、イースタン銀行にそれぞれ贈られた。
IDLCファイナンス、バンクアジア、プライム銀行がさらに統合報告部門で1位、2位、3位になった。
賞とは別に17団体が優良証明書を受け取った。
収益認識や時価主義会計のような会計士の新基準導入は、会計報告をより簡単ではないものにしているとICABのカムラル アベディン会長はいう。
「これらの最新基準の実施のため、ICABは関連の省、NBR、バングラデシュ銀行、監査・会計検査官事務所、証券監督官、証券取引所、他の政府機関、非政府機関が知識の共有を通じて連動しています」
ICABはさらに、変化する世界基準と協調するため、企業の監督機能強化に重点を置いていると会長は話した。
ICABナショナルアワード2016のMd マティウル イスラム審査委員長は、受賞者の決定は平等で公平なものであると話した。そしてそれぞれのカテゴリーで表彰者を決定するため、透明性のある方法が使用されたと補足した。
首相の経済問題顧問のマシウル ラーマン氏も発言した。
バングラデシュ/The Daily Star Nov 30 2016
http://www.thedailystar.net/business/icab-awards-24-entities-best-financial-reporting-1322524
翻訳：米澤
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