デジタル・バングラデシュとは

「デジタル・バングラデシュ」とはバングラデシュ政府が独立50周年に向け中所得国になることを目標とする政策「ビジョン2021」において掲げたスローガンで、ICT(Information and Communications Technology : 情報通信技術)産業を促進していくことを宣言しています。

バングラデシュは人口1億5千万人の世界で7番目に人口が多い国であり、人口密度は日本のおよそ3倍の1173人/km²と人 口密度も非常に高い国です。人口の約6割が農業に従事していますが、世界中からバングラデシュの低い人件費が注目されており大手繊維メーカーなど が進出してきています。現在、バングラデシュの輸出の80%は衣料品によって占められており沢山の人が繊維産業で働いています。
現在アジア最貧国の一つであるバングラデシュは「デジタル・バングラデシュ」のスローガンの下、英語を話すことができる優秀なエンジニアを育成し ICT産業を縫製業に次ぐ輸出産業に育てようとしています。