政府、統一大学入試導入へ

政府は入学希望者と保護者の混乱を減らすことを目指し、全大学の入学試験を統一的に導入する計画を発表した。報道機関UNBが報告する。

全大学の名誉学長でもあるアブドゥル ハミド大統領は、公立大学と私立大学の副学長(VC)と統一入試を模索するための会合を開いた。大学奨学金委員会(UGC)の会長、アブドル マンナン教授がUNBに話した。

「名誉学長でもある大統領はどのように統一入試を実施するかを議論するため、副学長たちを会合に招集しました。大統領はこの件についてすでに教育省へ指示を出しました」

大統領は今後、大統領官邸で公立大学、私立大学副学長との会合を別々に開く予定だという。

会合は大統領の都合に合わせて開かれる。次回は12月中か1月に開かれる可能性が高いと教授は補足した。

11月2日、UGCプログラムで大統領は、公立大学の入学試験を中央または地方で行うことを提案した。

「高等研究に興味を持っている学生に機会を設けるのは、私たちの道徳的義務です。これまで入学希望者、特に科学技術大学に入学を希望する生徒は入学試験を受けるため、都市から都市へと移動する必要がありました」

ハミド大統領によると、入学希望者とその保護者は異なる大学の入学試験に参加するため、宿泊施設や食べ物、交通機関などで想像もできない面倒に直面しているという。多くの入学希望者はテストを受けることなく病気になり、帰宅を余儀なくされる。一方多くの保護者は大学入試のため、全国各地に子どもを送り出す余裕はない。

現在、国内19の市や県に37の公立大学がある。そのうち9校はダッカ(Dhaka) に、4校はチッタゴン(Chittagong)とガジプール(Gazipur)に、2校はマイメンシン(Mymensingh)  、クルナ(Khulna)、ラジシャヒ(Rajshahi)に 、1校がゴパルゴンジ(Gopalganj)、ボリシャル(Barisal)、ロングプール(Rangpur)、コミラ(Comilla)、ディナジプール(Dinajpur)、クシュティア(Kushtia)、ジョソール(Jessore)、タンガイル(Tangail)、ノアカリ(Noakhali)、 ポトゥアカリ(Patuakhali)、ランガマティ(Rangamati)などにある。

バングラデシュ/Prothom Alo Dec 03 2016 
http://en.prothom-alo.com/bangladesh/news/131349/Govt-moves-to-%E2%80%98introduce-unified-univ-admission
翻訳:吉本
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