新幹線計画再始動

新幹線計画再始動
政府は高速鉄道の導入を予定している。

高速鉄道路線の導入は商業の生命線であるダッカ(Dhaka)-チッタゴン(Chittagong)間が選ばれた。

首都ダッカと港湾都市チッタゴンというバングラデシュの2大経済中心地間を移動する人は、最大で90キロ短縮されるコミラ(Comilla)-ラクサム(Laksam)経由で、約2時間(片道)の削減が見込めるだろう。

ダッカ-チッタゴン間はバングラデシュ鉄道で最も重要な路線だと鉄道省関係者はUNBに話した。合計320.8キロの鉄道はダッカ-トンギ(Tongi)-バイラブ(Bhairab)-アカウラ(Akhaura)-ブラフモンバリア(Brahmanbaria)-コミラ-フェニ(Feni)-チッタゴン路線に伸びる。

鉄道省職員によると、シェイク ハシナ首相は2014年10月23日、鉄道省への訪問の際、この重要な鉄道路線に“新幹線”(バレットトレイン)として知られる高速鉄道を導入する取り組みを再開するよう求めたという。

そのため鉄道省は“コミラ・ラクサム経由ダッカ-チッタゴン間高速鉄道路線建設の実施可能性調査と設計詳細”と題されたこの計画の実施可能性調査の草案を用意した。

2018年12月に実施予定の実施可能性調査単体の費用は、10億9570万タカ(15億8518万円)と見積もられている。

実施可能性調査はこの重要路線への高速鉄道の導入の賛否、それに関連した路線距離の削減、経済活動の活性化が結果としてどのくらい生じるかを測定する。鉄道省のフェロズ サラ ウディン事務次官は話した。

実施可能性調査後、高度な技術を実施するための見積もり費用を算定することが可能になるという。
「高速鉄道の導入でダッカ-チッタゴンの移動時間は2時間半まで削減されます」

フェロズ事務次官は国家経済会議(ECNEC)から早急にプロジェクトの承認を得ることにとても楽観的だ。

新路線は乗客の移動時間削減に役立つだけでなく、取引商品の移動も簡単にすると計画委員会関係者は話した。一方、バングラデシュ鉄道はアジア開発銀行の出資で、320キロのダッカ-チッタゴン間の路線のほとんどをダブルゲージ線路に改修している。

情報筋によれば、プロジェクトには3千エーカーの土地が必要で、車体10本を時速200キロの速さで同時運行するには連続して100メガワットの電流が必要だという。

提案路線では乗客と商品、どちらの輸送も計画されているが、乗客を運ぶことが最優先となる。

高速鉄道の導入により、県内部との接続可能性と並行し、チッタゴン港とのつながりが拡大するだろうと鉄道省担当者は話した。

将来、現在の首都集中型の一方向の鉄道システムに代わり、多方向の鉄道路線が締結される予定だ。高速鉄道の移動費は空路やバスに比べて低くなるだろう。

バングラデシュ/Prothom Alo 11 2016
http://en.prothom-alo.com/bangladesh/news/132293/Bullet-trains-may-first-ply-reworked-Dhaka-Ctg
翻訳:米澤
#バングラデシュ #ニュース #新幹線